古性優作、2021年以来2度目のGP制覇 脇本雄太の番手から抜け出す【静岡競輪「KEIRINグランプリ」】
2024年12月30日 18時36分
静岡競輪の「KEIRINグランプリ2024」(GP)は30日、11Rで行われ、脇本雄太の番手から臨んだ古性優作(33)=大阪=が直線で抜け出しV。21年以来、2度目のグランプリ制覇を果たし、優勝賞金1億4000万円(副賞含む)を獲得した。これで、22年に記録した脇本雄太の年間獲得賞金額を上回る3億8311万5596円を獲得し、最高記録を更新した。近畿両者を追走した清水裕友がゴール前で脇本をかわし2着。打鐘から仕掛けた脇本雄太が3着に逃げ粘った。
好相性の富士山バンクで古性が2度目の”GP王”の称号をつかみ取った。打鐘から仕掛けグングン加速していく脇本を追走すると、電光石火のごとくゴールラインを駆け抜けた。「作戦通りのレースをすることができました。脇本さんが本当に強かった。ホームから1コーナーで口が空いていく感じだった。このスピードなら誰も来られないと思った」。3番手から優勝を目指した清水もゴール前で脇本をかわすのが精いっぱいだった。
前夜の指定練習で脇本が驚愕(きょうがく)のタイムを刻んで順調に準備を進めていた中、「脚は今までの中で一番いいなと思った。走るのがとても楽しみだった」。自身もこれまでにないほどの仕上がりに確かな自信がみなぎっていた。
2021年以来のタイトルを手にできたのは脇本に加え、近畿の若手や同期の台頭が大きかった。「寺崎君や窓場君が強くなってくれたおかげで、僕と脇本さんがグランプリに出ることができた。また、こういう舞台で近畿のみんなと戦えるよう若い選手たちを援護していきたい」と、自らが先頭に立ち底上げしていくことも誓った。
「日本選手権(ダービー)と競輪祭を2回ずつ取れば、ダブルグランドスラム。あと4回、燃え尽きる限り頑張って行きたい」。競輪界を代表するオールラウンダーが25年シーズンも貪欲に攻め続ける。
▼古性優作(こしょう・ゆうさく) 1991年2月22日生まれ、大阪市出身の33歳。168センチ、77キロ、胸囲98センチ、太もも62センチ、血液型はO。私立清風高卒業。BMXから転向し、100期生として日本競輪学校(現養成所)に入校(在校34位)。2011年7月4日に岸和田でプロデビュー((1)(1)〈1〉)。ホームバンクは関西サイクルスポーツセンター。主なタイトルは21、24年オールスター、22、23年全日本選抜、22、23年高松宮記念杯、23、24年寛仁親王牌、21、24年KEIRINグランプリ。通算成績は1093戦347勝、通算獲得賞金は12億8094万8096円。
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