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郡上釣り師「5代目」襲名期待

2025年8月23日 05時05分

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川釣り初挑戦の孫

川釣り初挑戦の孫

白滝治郎の流れとともに(162)
 お盆休暇を利用して遠方にいる息子夫婦が孫たちを連れて帰省した。小学2年生の孫の郡上での楽しみは川での釣りだという。これまでも帰省中には釣り堀や水遊びに連れていっていたが、今年はどうしても川で釣りをしたいとのこと。本流はまだ水が高く危険だったので、支流の大間見川へ連れていった。
 アマゴは難しいとして雑魚でも釣らせようかと水中糸0・2号の仕掛けを作り、4・5メートルの渓流竿にミミズの餌を準備した。指南役は息子で、筆者は遠巻きに見ていることにした。最初の数投は手取り足取り教えていたが、そのうち一人で振り込みから流しまでやっていた。
 その所作は小学校低学年とは思えぬくらい堂に入っているではないか。おまけに対岸から撮った動画をみると、どことなく筆者の釣り姿に似ており、びっくりするとともに、思わず目を細めるおじいちゃんになっていた。後日聞いたところによると、どうも筆者の釣り動画やテレビ番組を見ていたようだ。
 思い返せば息子が幼少のころ、釣りを教えた記憶は少なく、祖父(筆者の父)に連れられて釣りに行っていたようだ。当時忙しさにかまけていたこと、自分の釣りを優先してしまっていたことを後に悔やんだことがあったが、それでも今、息子が孫に教える姿を見ていると、案ずるより産むがやすし。それなりに技術は受け継がれているようだ。
 筆者は祖父から数えて3代目、とすると孫は5代目となる。「孫たちがもう少し近くに住んでいてくれたら、今なら徹底的な英才教育ができるのに」と勝手な思いを巡らせたひと時だった。果たして5代目郡上釣り師へと成長してくれるだろうか?
 (岐阜県郡上市在住、隔週土曜日に掲載)

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