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冬場のラウンド アイアンショットの距離感

2026年1月29日 10時43分

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 今回は冬にラウンドする時の、アイアンショットの距離感について説明します。夏のラウンドと比較しても、どうしても冬は飛距離が落ちてしまいます。本来の番手で狙い通りの飛距離が出ない時は、番手を上げてみれば良いと思います。(取材・構成 堤誠人)
 冬になると、少なくとも夏より気温が20~25度は違ってきます。なので、ドライバーもアイアンも飛距離が落ちてしまいます。なぜかと言いますと、一つはボールの反発力が落ちるからです。また、ウエアを着込むので体の動きが窮屈になることや、筋肉の動きそのものが悪くなることも飛距離が落ちる原因になります。
 この場合、最も簡単な対処法はクラブの番手を上げることです。
 例えば、ピンまで150ヤードの距離を打つとしましょう。通常であれば、私は8番アイアンを使えば十分に届く距離なのですが、どうしても冬はだいたい5~10ヤードくらい飛距離が落ちてしまいます。なので、7番アイアンを使うことが多くなります。
 狙いを越えてしまう心配があるかもしれませんが、そのような時はラウンド前に練習場で打ってみて、当日の自身の番手と飛距離を擦り合わせてみれば良いでしょう。
 また、ラウンド中に体が温まったり、気温が上がったりして飛び過ぎが気になるようになれば、その都度、修正すれば良いと思います。
 冬は飛距離をロスすることが多くなるので、距離不足が気になる方は番手を1つ上げて打ってみてはいかがでしょうか。ぜひ、試してみてください。

 ▼伊澤利光(いざわ・としみつ) 1968年3月2日生まれ、神奈川県鎌倉市出身の57歳。169センチ、68キロ。8歳でゴルフを始める。東京・日体荏原高(現日体大荏原高)から日体大へ進み、1年時の朝日杯全日本学生選手権優勝など。89年にプロ転向し、95年の日本オープンでツアー初優勝。2001、03年の賞金王に輝いたほか、01年のマスターズで4位、02年のW杯では丸山茂樹とのペアで優勝するなど海外でも活躍。日本ツアー通算16勝。現在はシニアツアーを中心に活動し、昨季は賞金ランキング9位。

【伊澤の流儀】この時期のトレーニングがシーズンに入ってからの自信になる

 プロゴルファーにとって1月から2月にかけては、開幕に向けたトレーニングの時期です。シーズンを戦うための体力をつけながら、徐々に技術的な練習量を増やしていきます。
 私がジャンボ尾崎さんたちと練習していた25年ほど前は3月中旬が開幕だったので、1月いっぱいはトレーニングで体づくりをしていました。20人くらいで朝は走り込みやダッシュなどで体を動かし、午後はソフトボールを打つ練習やノックなどもしていました。そして、2月10日くらいからは約1週間の沖縄合宿でコースに出て、打ち込んでいました。
 ここ2、3年は自重トレーニングに取り組んでいます。7、8年くらい前まではマシンを使ったトレーニングもしていましたが、私の感覚だとマシンを使うと体が硬くなる感じがします。年齢を重ねるごとに、柔軟性が大事だと思うようになりました。
 今はあまり追い込まず、けがをしないことを一番に考えています。トレーニングが終わった後のマッサージやストレッチなどケアにも気をつけています。
 この時期に鍛えたことが、シーズンに入ってからの自信にもなるはずです。プロの世界では、限られた時間の中で、どれだけゴルフに時間を割けるのかが問われています。
 取材協力 福岡レイクサイドカントリークラブ(福岡県飯塚市椋本611-19) (電)0948-65-3636
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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