生きイワシ泳がせなどでウッカリ祭りだ!! 三重・鳥羽出船
2026年2月24日 05時05分
デカイ根魚を狙おうと18日、三重県鳥羽市の鳥羽港から乗合船で出た。釣り客はまさかの私1人のみとあって大名釣りを初体験。40センチを頭にウッカリカサゴ祭りを楽しんできた。
大名釣り初体験
赤崎岸壁に到着したのは午前6時前。各遊漁船に釣り客が次々に乗り込んでいく。いつもの風景だ。着岸した「三吉丸」の船長にあいさつすると「今日は1人だよ」の声に驚いた。長く釣りをしているが、大名釣りは初めてだ。
不安と期待を胸に乗船する。予約時に注文しておいた生きイワシがイケスに用意されている操舵(そうだ)室横の左舷胴に釣り座を構えた。ほかに刺し餌としてカツオのハラモとサバの切り身を持参した。
約30分で水深86メートルのポイントに到着。周辺にはヒラメ狙いやジギング船が見えるが、根魚狙いの船は見えない。船長いわく「ヒット率なら餌釣りが正解だけど、イワシ泳がせは大物期待のロマンだよ」とのこと。
私もロマンを求めて胴突き1本仕掛け(竿1・95メートルオモリ負荷50~120号、小型電動リール、道糸PE2号、先糸フロロ7号10メートル、幹糸7号1メートル、ハリス6号95センチ、親針丸セイゴ17号、孫針伊勢尼13号、捨て糸5号45センチ)にオモリ80号でイワシを泳がせてスタート。着底したら糸ふけを取って底から1メートル上げてアタリを待つ。
すると、4流し目にクンクンと竿先が振動している。竿先を少し持ち上げると、グングンとお辞儀をしてヒットした。重量感たっぷりの引きを楽しんでいると、水圧で目と浮袋が飛び出した40センチのウッカリカサゴがイワシをくわえ込んだままの状態で海面に浮上。これを抜き上げて船内に取り込んだ。
次回は50センチ超を
良型ゲットに不安は解消。時々風が強くなっては白波が立つなか、船長は良型が潜んでいる60~70メートルラインを流してくれる。そのかいあって良型のウッカリカサゴばかりポツポツと追加できてニッコリだ。
残り2匹となった貴重な生きイワシが、アオリイカの餌食になって背中を食われてしまいガッカリ。後半はテンビン2本針仕掛け(幹糸5号1・2メートル、ハリス5号40センチ、ムツ針15号、チモトにグリーン蛍光玉)にカツオのハラモとサバの切り身を刺してオモリ80号で投入。底から1メートル以上上げてしまうと、アタリが出ない。
根掛かりを覚悟で50センチから1メートルで狙っていく。水深85メートル前後のラインでは、サバの切り身だと小型が多かったが、カツオのハラモには良型がヒット。大名釣りを十分楽しんで正午に沖上がりとなった。
結局、この日は35~40センチを6匹、22~28センチを7匹のトータル13匹のウッカリカサゴ祭りを満喫できた。次回は50センチオーバーのさらなるロマンを求めて生きイワシを泳がせたい。船長にお礼を言って帰路に就いた。
カサゴ乗合1万円、氷付き、切り身などの餌は持参。生きイワシは1杯(10匹)1000円、予約時に要注文。(問)三吉丸=(電)090(2772)8407
(三重県鈴鹿市・伊藤正輝)
▼ウッカリカサゴ カサゴ属の一種で、うっかりしているとカサゴと混同してしまうことから、こう命名されたという。体形も斑紋もカサゴと似ているが、体色は明るい赤。体側にある円形の白い斑紋には褐色の縁取りがある。カサゴより深場の岩礁帯に生息する。カサゴよりも大きくなるため、市場では高値で取り引きされる。成魚で40センチ前後になり、50センチを超えるものもいる。大型は薄造りやしゃぶしゃぶ、小型は煮付けや唐揚げがお薦め。
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