お母さん、お父さんが真に報われるためには?〈中村希の合格コンシェルジュ〉
2026年5月18日 18時23分 (5月18日 18時25分更新)
皆さんは、わが子に、つい声を荒らげてしまった経験はないですか。実は、私もわが子といると、えも言われぬイライラを感じてしまうことがあります。
経営する塾の生徒には落ち着いて声を掛けられるのに、わが子のことになると心が大きく揺れてしまう。教育に携わる者として情けなく、ずっと葛藤してきました。塾の生徒が大切ではないからでも、わが子だけを特別に愛しているからでもありません。その根っこをたどってみると、「こんな母親でありたい」「こうあるべきだ」という、自分の理想像に縛られていたのだと気付きました。
【関連記事】
今までのイメージとは違うニュータイプ大学 ZEN大とCoIU 少子化時代に船出した2大学に潜入取材
〈良問にTRY〉リニアが安定走行できる仕組みは? 理科 2024年・高田中学の入試問題より
学校の宿題をちっともしない息子を見て、「このままではダメ。何とかして今すぐやらせなきゃ」と不安が膨らみ、次の瞬間にはつい声を荒らげてしまう。米国の精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した選択理論心理学によると、怒ることは相手を思い通りに動かそうとする「外的コントロール」だといいます。そうしたことが続けば、親子の間に恐れが生まれ、子どもの自主性や親子の人間関係も損なわれてしまいます。「仕方ない」で終わらせたくはありません。
だからといって、保護者の皆さんを責めたいわけではありません。むしろ伝えたいのは、お母さん、お父さんは毎日ものすごく頑張っている、ということです。...
この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報