アユ場所むら幕開け 午前中いい人30匹 愛知県設楽町の寒狭川上流漁協管内
2026年6月20日 05時05分
場所むらが大きく出た幕開けとなった。14日、愛知県設楽町の寒狭川上流漁協管内の寒狭川でアユの友釣りが解禁した。約70人が入川。群れアユと早朝に縄張りアユを仕留めた人が午前中に20~30匹掛けたものの、ゼロの人もいた。型は最大20センチが出た。 (東條敏明)
ゼロの人も
曇天、水位10センチ減、午前11時の水温17・5度と水況はまずまず。アカの状態がいい瀬で掛かりが良かったようだ。
午前9時ごろ、「清嶺橋」から川見した。淵などに群れや、食(は)んでいるアユは確認できなかった。釣り人も橋の上下に1人ずつしかおらず、橋下左岸の石に座って休憩していた愛知県豊明市から来た年配の釣り師に釣果を聞くと、なんとゼロ。「気配がない。開店休業、もう帰る」
しかし、同橋のすぐ上流「マセンボウ」には6、7人入っており、愛知県豊川市の小林秀次さん(74)は、19・5センチを頭に24匹。午前6時から3時間余りの釣果。「朝イチは掛からず、日が照り込みだしてぼちぼち掛かりだし、瀬の芯で良型が来た」。石裏や石横で止めて引いての釣り。良型は真っ黄色で、ほとんどが背掛かりという。竿9・5メートル、水中糸・複合メタル0・06号、6・5号3本イカリに背針仕掛け。上流の釣り仲間も18センチをトップに28匹。同場所は上半分が淵、下半分が瀬となっている。釣友は淵で丁寧な泳がせで数を伸ばした。
人気ポイント「道の駅したら」裏は「鮎美橋」を挟んで上流に15人ほど、下流に10人ほどが入っていた。橋からのぞくと、大きな群れや食むアユが多くみられた。橋下流の「第2八雲苑ヤナ場」前右岸で立ち込んでいた名古屋市緑区の林田照利さん(79)は、スリムながらも追い星がくっきり三つも出た20センチを仕留めていた。「10時前、瀬の中でガツンと来て掛かった。それまでに2匹糸切れでばらしており、慎重に取り込んだ」という。午前6時から始めて10時半までに14センチから20センチを15匹。竿8・5メートル、水中糸・複合メタル0・07号、7号3本イカリ。「昔は50、60匹は当たり前だったけど、今はこれでも満足しないとね」
最長寸は追い星くっきり20センチ
最高釣果は旧三河路上流の「田んぼ」前での30匹。静岡市の海野豊さん(74)が午前6時から11時半に掛けた。型は小さめで11~16・5センチ。竿9メートル、水中糸メタル0・6号、6・5号3本イカリ。落ち込みを中心に浅瀬を丹念に攻めたが、「ハミ跡が少なかった。あと2週間もすればアユも育って面白くなるかも。カワウがいたのは心配だが…」と話した。
漁協の放流は、岐阜県産(海産系)2000キロと寒狭川下流のくみ上げ分50キロが終わっており、台風の影響でできなかった残り500キロの静岡裾野産(海産系)は、19日に田峯~高鉄橋間10カ所に分けて放った。野々瀬川、当貝津川は7月1日解禁。市瀬彰仁新組合長(54)は「数掛からず、期待通りの解禁ではなかった。アユ自体が出来上がっておらず、石に付いていないものが多かった。今後は一雨あって照り込みに期待したい」と述べた。
日券3000円、年券1万5000円。(問)寒狭川上流漁協=(電)0536(62)1236、釣り情報テレホンサービス=(電)0536(62)1222
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