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およそ5人に1人が年内入試で国公立大へ 実績上げる福井・若狭高校 成功の裏にある「二つ」の取り組み

2026年9月19日 15時00分 (9月19日 16時30分更新)
 いよいよ今月から、来年度入学に向けた大学受験のトップバッター「年内入試」の出願が始まる。近年、半数以上の生徒が年内入試で受験を突破しているが、書類審査や面接が重視されるため、高校の進路指導は従来以上に個別対応が求められている。そうした中、福井県小浜市の若狭高が、この入試で高い進学実績を収めている。成功の裏には、学校全体で対応を推進する取り組みがあった。

京大、阪大、神大… 名門国公立大に進学

年内入試の受験に向けて生徒(左)を指導する若狭高の男性教諭=福井県小浜市の若狭高で(同校提供)

 福井県南西部に位置する人口約2万7千人の小浜市。若狭湾に面し、古くは港町として対岸諸国との交易で栄えた。その市の中心部にある若狭高は普通、国際探究、理数探究と海洋科学の4学科を有する公立校だ。海洋科学科で取り組むサバ缶が宇宙航空研究開発機構(JAXA)に宇宙食として認証されたことで有名だが、近年は進学実績の高さでも注目を集めている。
 年内入試には、小論文や面接などによる「総合型」と、学校の推薦を得て臨む「学校推薦型」がある。同校はこれらの方式で国公立大に進学する生徒数が増えており、2019年の29人から翌20年は2倍近くの51人に急増。その後も毎年40~50人程度を送り出し、県内トップクラスの実績を上げている。進学先も京都大や大阪大、神戸大など名門校が並ぶ。渡辺久暢校長は「大学側が多面的に評価するようになったのは大きな変化」と語る。

後半では、年内入試の指導を助ける民間サービスに関する記事も公開しています。

 好機をつかめている要因は何か。取材を進めると、...

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