155連勝で止まり涙…119連勝の霊長類最強女子は「この気持ちよく分かる」藤波朱理に寄り添う吉田沙保里さん「負けから得るものの方が大きい」
2026年10月4日 11時01分
元女子レスリング五輪金メダリスト吉田沙保里さんが4日、TBS系報道番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにスタジオ生出演。3日に愛知・名古屋アジア大会の女子レスリング57キロ級準決勝で敗れ、公式戦の連勝記録が「155」で止まった藤波朱理(レスターホールディングス)を激励した。
藤波は2024年のパリ五輪では53キロ級で金メダルを獲得。57キロ級に階級変更して今大会に臨んだが、準決勝で北朝鮮選手に敗れ、公式戦で9年ぶりの黒星を喫した。試合後には涙を流した。その後の3位決定戦では勝ち、銅メダルをつかんだ。
番組では藤波の戦いをVTRで紹介。自身も119連勝を記録し、五輪3連覇を果たした吉田さんは「重圧はあったと思いますね。私もこの気持ちはすごくよく分かる、思うだけでちょっと泣きそうになるくらい」と率直な心境を吐露した。ライバルから研究される中でも藤波が銅メダルを勝ち取ったことに触れた上で「中学校から9年間負けていなかった。連勝記録について言われ、負けられない気持ちもある中で戦った。プレッシャーはすごかったと思う」とおもんぱかった。
さらに、タックルを得意とする藤波のスタイルが、今大会では対策されていたと分析。階級変更の影響に関しては「身長がある選手なので、53キロ級では減量の負担が大きかった。60キロくらいから3キロくらい減量して、ちょうど良い階級だと思う。上げてすぐだと、パワーは1階級違うと全然違うので、パワーの差を感じたかもしれない。ここから次の五輪に向けて鍛え上げていけば問題ないと思う」と述べた。
吉田さんは現役時代、圧倒的な実力で連勝記録を更新し、藤波同様に1度の敗戦が大きく注目される存在だった。藤波への言葉を求められた吉田さんは「負けから得るものの方が大きい。負けを経験したときに、こんなにたくさんの人に応援されていたんだと気付かされた。恩返しするために金メダルを獲ると必死になって頑張れた。皆さんの応援があることを忘れずに、またさらに強くなって帰ってきてほしい」とエールを送った。
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