秋場所で新十両の丹治、九州場所に期待のかかる20歳は大のドラゴンズファン! 「一番の推しの選手は…」バンテリンでの観戦エピソード【はなわの相撲ヲタク対談】
2026年10月30日 05時00分
大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)を前に、はなわが向かったのは秋場所で新十両に昇進したばかりで、東十両7枚目丹治(20)がいる荒汐部屋。若さあふれる丹治は福島市出身なのだが、なんと大のドラゴンズファン。巨人ファンのはなわと野球談義で盛り上がりました。
―はなわ「秋場所では20歳での関取昇進、おめでとうございます。ずっと注目していました。人気が出そうな力士が入門してきたなあって。中学からのたたき上げ。4年半での昇進は?」
―丹治「最初に入門したときは18歳で関取になってやるって入門したので。そう考えると、自分の中では遅かったのかなと。18歳で上がりたかったです」
―はなわ「新体操をやっていた。お母さんがロシア出身で、新体操の選手だったと。新体操と大相撲は全然違う」
―丹治「真逆っす」
―はなわ「この体で新体操やってたの?」
―丹治「やっていたときはまだ細かったんですけど、食べるのが大好きで。普通の体形だったんですけど、それでも新体操の中だったら太ってる方でした。保護者の人が大波さん(長男で若者頭の元幕下・若隆元、次男で幕内・若元春、三男で十両・若隆景の父)と仲がよくて。相撲やってみないかと。お母さんはずっと断っていました。相撲なんかダメって。でもどんどんでかくなっちゃって。じゃあやってみようと」
―はなわ「新体操をやめて道場へ。柔軟は新体操でやっていた」
―丹治「股割りとかで苦労した経験はないですね」
―はなわ「バック転とかできる?」
―丹治「できていたんですけど、さすがに今やったらけがします」
―はなわ「相撲に新体操は生かされてる?」
―丹治「体のしなやかさ、柔らかさは土俵の粘り腰につながるので、生きてますね」
―はなわ「しこ名の丹治は名字。これは福島には多い?」
―丹治「福島市に多い名前です。地元の小学校には丹治という名字が何人もいたりして。丹治ってなると福島市だって分かりますね」
―はなわ「地元への思いがある」
―丹治「福島市を背負って強い姿を地元の人に届けたいです」
―はなわ「ドラゴンズの話を。ぼくもプロ野球大好き。うわさで聞いていたんですが、中日ドラゴンズが大好きだと」
―丹治「少年野球もやっていたんですけど、そのときは楽天イーグルスが好きだったんです。入門して若隆元さんが大の中日ファンで。布教されて(笑)。名古屋場所のときとか、バンテリンで試合あるけど来る?って。そこから中日いいなって(笑)」
―はなわ「試合見るとはまりますよねー。推しの選手は?」
―丹治「一番の推しの選手はサノー選手。名古屋場所でバンテリンに行ったとき、タイムリーヒットを打ってヒーローだったんです。グラウンドを回っているとき、バックネット裏で自分が『サノー!』って声をかけて。そしたら(相撲のように)こうやって仕切ったんです。そこからめっちゃ好きで。名古屋場所が終わって東京へ帰るときの新幹線で、サノー選手がいて。『サノー選手ですか?』って聞いたら握手してくれて、一緒に写真を撮ってくれて」
―はなわ「サノー選手に、あのとき握手した力士がこれからどんどん強くなる力士だって教えてあげたい(笑)。今年のドラゴンズはどうでしたか?」
―丹治「来年は期待してます。ドジャースのトリプルAからも来ますよね。楽しみですね。外国人選手が好きなので」
―はなわ「毎年優勝候補にあがるんですけどねえ」
―丹治「そうなんですけど、けがも多くて」
―はなわ「逆転負けが多かった」
―丹治「先発陣はいいんですけどねえ」
―はなわ「グッズは買ってきた? ドアラの目隠しもある」
―丹治「たまにつけてます(笑)」
―はなわ「つけてみてください。かわいい! 丹治ドアラじゃん!」
―はなわ「ドラゴンズファンも関取を応援してくれますよ、絶対」
―丹治「ありがたいですよね。やっぱり名古屋行ったらみんなドラゴンズファンなんで、すごいですよね」
―はなわ「名古屋場所もありますしね。バンテリンに行けば目立ちますね、これから」
―丹治「この前行った時も、たくさん声をかけてもらって」
―はなわ「東京でも観戦に行く?」
―丹治「東京は神宮とか結構行きますね。外野席に」
―はなわ「外野席は応援が一番盛り上がるところですね(笑)」
―丹治「やっぱり応援したいんで(笑)。応援しがいがあるチームですよね」
―はなわ「どういうところが?」
―丹治「かみ合ったら一番強いと思うんですよね、12球団で」
―はなわ「若い選手いっぱいますしね。ぼくは村松選手とか、何度か飲ましてもらってます。ほかにも中日の好きなところは?」
―丹治「応援歌がかっこいいですよね。だから外野席で応援してるんですよ」
―はなわ「一緒に歌いたいと」
―丹治「そうです。声出して歌います。若隆元さんの方が何倍もすごいですけど(笑)。大体(の応援歌)はいけます」
―はなわ「そういう趣味があるというのはいいですねえ。一緒にドラゴンズ戦に行きたい。若隆元さんも一緒に。巨人―中日戦。ぼくは巨人ファンなので(笑)。ドラゴンズは来シーズンに期待ですが、関取の来場所にも期待してます。これから幕内を目指してという感じですよね」
―丹治「9月場所は2桁の勝ち星を目指していたんですけど9番だったので。九州場所は2桁勝てるようにしっかり稽古して頑張ります」
―はなわ「もっと上に必ず行く力士だと思ってますので。頑張っていただきたいですね。関取に上がる前は若隆景という素晴らしい力士の付け人についていた。これはもう宝ですよね」
―丹治「普段の生活ではとても優しいんですけど、稽古場ではとても厳しいです。厳しいんですけど、若隆景関は自分に一番厳しい方なので。そういう力士になりたいと思っています」
▼丹治純(たんじ・じゅん)2006年6月5日生まれ、福島市出身の20歳。185センチ、149キロ。小学3年生から相撲を始め、福島第一中卒業後の22年春場所で初土俵を踏む。23年名古屋場所で17歳0カ月で幕下に昇進。今年秋場所で新十両昇進。家族は両親と兄。
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