スコアアップ武器にライン出し
2021年11月25日 11時30分
今回はアイアンショットのライン出しについて説明します。ターゲットに向けて真っすぐ球を打ち出すことができれば、いろいろな場面での応用も含めてスコアアップのための有効な武器になります。構え、ボールの位置、スイングなどのポイントを確認しながら練習に取り組んでみてください。 (取材・構成 堤誠人)
左への引っ掛け 飛びすぎ防止!!
プロやアマチュアの上級者はもちろん、テレビでプロの試合を見ている方もお分かりのように、しっかりとライン出しができることは武器になります。
ライン出しをする場合、上級者が嫌がるミスは、左に引っ掛かる球が出てしまうことと予想以上に飛距離が出てしまうことです。その2点を避けるために必要なポイントを説明します。
まず、普段よりも少し手元を上げてハンドアップ気味に構えます。こうすればフェースが真っすぐになりますし、ライ角がつきます。後ろから見たらよく分かるのですが、こうしたアップライトの構えからスイングするとクラブが一直線に動きやすくなるので、球が真っすぐ飛びやすくなります。
次に、ボールを置く位置です。フルショットの時に真ん中より少し左へ置いている人は、その位置よりもやや右に置きます。これで球の高さを抑えることができますし、風がアゲンストの時にも有効になります。
スイング中はハンドアップの状態を崩さず、そのまま体の回転でトップまで持って行き、インパクトもアップライトのまま振ります。フィニッシュは胸の前くらいで止めるイメージです。
軌道大きくなる
クラブのヘッドがかなり体の遠くを通るようになりますし、スイングアーク(軌道)が大きくなるので、それほど上からも下からも入りすぎない形がつくれるようになります。こうすれば、真っすぐのライン出しが打てるようになります。
ライン出しというのは、自分の思ったところへ球を出してコントロールするという技です。これがうまくできるようになると、例えばパー3のティーショットやパー5でレイアップする時などで応用できるようにもなります。実際に打ってみると、球の曲がり幅があまり大きくなりすぎずにコントロールできます。ぜひ、やってみてください。
【旅ノート】ランキング変更 来年以降もレベル上がる
21日まで行われた女子ツアーの「大王製紙エリエールレディス」に選手と同行してきました。残る1試合は、今季の優勝者や賞金ランクとポイントランクの上位者のみが出場できる「ツアーチャンピオンシップリコーカップ」だけ。大王製紙エリエールレディスは国内女子ツアーの実質的なシーズン最終戦ということもあり、それぞれの選手がいろいろな気持ちでこの最終戦に臨んでいたと思います。
シーズンが統合された2020-21年は、翌シーズンのシード権の決定方法にも変更があり、既存の獲得賞金ランキングに加え、メルセデス・ランキングの50位以内という新たな項目も追加されました。これは、PGAのフェデックスポイントランキングとも似ていて、上位にいることもとても重要になってきます。
このような新たな試みができる国内女子ツアーは、来年以降もますますレベルが上がり、目が離せない戦いになってくると思います!
▼目澤秀憲(めざわ・ひでのり) 1991(平成3)年2月17日生まれ、東京都出身の30歳。埼玉平成高、日大卒。大学卒業後に米ボストンへ語学留学し、日本人では数人しか持っていないTPIレベル3を取得。コーチとして河本結、有村智恵、永峰咲希らを指導し、河本の米ツアー参戦や永峰の国内メジャー大会制覇などに導く。今年からは松山英樹と専属コーチ契約を結び、米ツアーに同行している。
取材協力 キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市新巻377番地)
(電)0436(36)6111=代表
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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