【朝刊】食用コオロギで食糧危機救え ジェイテクトが量産・販売で提携
2020年5月28日 05時00分 (12月4日 16時10分更新)
ジェイテクトは、徳島大(徳島市)発のベンチャー企業「グリラス」(徳島県鳴門市)と食用コオロギの量産・販売事業で業務提携したと発表した。牛などの家畜に比べて飼育時の環境負荷が小さく、タンパク質を多く含むコオロギの安定生産を実現することで、将来的な食糧問題の解決に貢献する。
徳島大と昨年締結した包括連携協定の一環。同大は、約30年前からコオロギ研究に取り組んでおり、グリラスはその飼育技術を生かして昨年設立された。
自動化やIoT(モノのインターネット)技術などジェイテクトのものづくり技術を融合し、適量のエサやりなどで、高品質なコオロギを自動飼育できるシステムを開発する。
飼育したコオロギは、粉状にしてパンや菓子などに加工することを想定。売上高で数十億円を目指す。コオロギの排せつ物を肥料として農家などに提供し、農業廃棄物をコオロギのエサとして再利用するなど、循環型の飼育システムの構築も検討する。
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