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バント失敗から一転…小幡竜平のサヨナラ打で劇的勝利の岡田彰布監督「そらラッキーよ、ハッキリ言って」【阪神】

2023年6月3日 23時29分

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阪神・岡田彰布監督

阪神・岡田彰布監督

◇3日 阪神3-2ロッテ(甲子園)
 苦しみながら最後は劇的な幕切れを迎えた。阪神は延長11回1死満塁、途中出場の小幡が中前へサヨナラ打。激闘後、岡田彰布監督(65)の勝利インタビューはぼやきから始まった。
 「交流戦入って全部バント失敗だからね、西武(戦)から。バントが成功しないんで、ああいう展開になるかなあ…」
 この「バント失敗」から逆にチャンスを拡大した。延長11回は先頭の佐藤輝が右前打。代打・梅野は送りバントに失敗して追い込まれた。仕方なく切り替えたバスターエンドランが中前打になり、無死一、三塁と絶好機をつくった。
 「普通にバントでセカンドいうの(作戦)だったけど。まあ、そらラッキーですよね、ハッキリ言って」
 狙いからズレても指揮官のタクトは機転が利いていた。さらに1死満塁では、9回に代打で三振し、そのまま遊撃を守らせていた小幡に打順が回った。「(遊撃の)木浪も最後ヒット打ったけど、だいぶ(調子が)落ちてきてもうたからね。足絡めて、ええ感じのとこでショートをうまいこと代えようかなと思うてたのが、うまいことあそこで打順が回ってきて」。調子の見極めもサヨナラ打につながった。
 「いろんなことがあったよな。9回から」。3点リードの9回に失策絡みで追いつかれ、紆余(うよ)曲折の劇的勝利。連敗を2で止めた。「きょう負けてたらズルズルいく負けやったやろうな。9回できっちり勝てればいいけど、そんないつもずーっといい流れではいかんし。悪い流れのときに何とかしのいだのは大きいと思うね、やっぱりね」。悪い流れをベテラン指揮官の的確な采配で食い止めた。

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