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捨てられるシカ革、犬用ガムに変身 飯田の皮革製造会社、独自製法で開発

2024年5月29日 05時10分 (5月29日 05時10分更新)

シカの革を使った小型犬のガムを手にする中川代表=飯田市松川町のメルセンで

 皮革製造・加工業「メルセン」(飯田市松川町)は、捕獲、駆除されたシカの革を使い、小型犬用にかむ力を鍛えるためのガムを開発した。同社の中川武人代表(70)は「動物が命の代わりにのこしてくれたもの。粗末にせず最後まで使いたい」と革製品以外の活用も模索している。
 「これはな、生きていた証し」。革製品に付く小さな傷を見せる中川代表。「野生のシカ革に傷がないものなんてない。でも買う人はきれいなものがほしい。きれいなところを選んで加工すると捨てるところも多くなる」。同社では県内外のシカの革を年に約5千頭分加工するが、3~4割が傷があったり小さすぎたりと売り物にできない革で、それをやむを得ず捨てていたとい...

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