追い星鮮やか若アユ舞う 岐阜県下呂市・馬瀬川上流
2024年6月27日 05時05分
「ほれ、まっきっき!」。追い星が三重になった若アユが川面を舞った。22日、岐阜県下呂市の馬瀬川(馬瀬川上流漁協管内)でアユの友釣りが解禁した。昨年より100人以上多い733人(漁協発表)が入川した。午前中にいい人は20センチ超を頭に30~50匹、平均でも15匹前後と、「近年まれな好調発進」と漁協もにっこり。 (東條敏明)
16日に行った試し釣りで川の仕上がりやアユの成育の良さが実証された影響か、解禁日は動くことも難しいほど好ポイントには竿が林立した。午前8時半の気温17度、水温16度。アカはやや腐り気味で、水位は10センチ減。漁協の放流は湖産4200キロ、センター産1000キロ。
仲間5人で来た静岡市の遠藤浩さん(61)は本郷橋下流右岸に午前5時半に入川した。群れアユが時折、通り過ぎるのも見え、立て竿で手前の水深30センチ程度の小石底や流芯脇などを丁寧に泳がせ、見ている間に3匹掛けた。どれも追い気が強く、目印を吹っ飛ばした。玉網に入った背掛かりアユを「ほれ、きれいでしょ」と見せてくれた。黄金色に輝いていた。「川もアユもきれい。食べてもおいしい。素晴らしい解禁日になった」と遠藤さん。竿9メートル、水中糸PE0・06号、6・5号3本イカリ。10時半までの釣果は12~20センチ30匹となった。
愛知県安城市から来ていた中年男性は、午前6時から10時まで同橋上流の法水観音前で釣って20センチ頭に20匹という。「瀬の引き釣りが好きだが、水が少ないから泳がせ釣りみたいになった」と話してくれた。周りも同じくらい掛けているようだとも。
川崎市の長塚徳男さん(69)と小室泉さん(58)は瑞穂橋下流右岸に午前6時に入った。11時半までに強い瀬を中心にピンポイントで攻め、長塚さん48匹、小室さん34匹。型は14~20・5センチだった。長塚さんは江戸新鮎組の会長で小室さんは弟子。「人が多くて動けず、自分の前の上下7~8メートルを狙って、たまたま掛かった」と謙遜する長塚さんだが、「腕ですね」とは背針を使って沈めて掛けた小室さん。
長塚さんの仕掛けは竿8メートル、水中糸ナイロン0・175号、6・5号4本イカリ。「このような渇水の状況の中ではナイロン糸で横に泳がせる。金属糸で縦の泳がせは掛からない。オトリがいやいやをしない程度に20~30センチずつ引き上げる感じかな」
黒石えん堤下流の水落ちで釣っていたのは岐阜県美濃市の長尾親子。「最初の1匹取るのに1時間かかった」と言いつつ、午前中に父の保さん(66)は12~19センチを34匹、息子の光二さん(30)は17匹。「ダブルスコアか…。昼から巻き返す」と光二さん。父は元?トップトーナメンター、頑張って。
最下流のゆけむり橋では益田川の解禁日に取材した上手一彦さん(58)に偶然会った。釣果を聞くと、「午前5時~8時半に20センチ級が多くまじって40匹くらい。芯でも脇でも掛かった」と教えてくれた。そのほか、坂本橋下流や共益橋上流で25匹や50匹、漁協事務所下流で40匹などの釣果があった。
日券3000円、年券1万6000円。女性・19~25歳未満・75歳以上・心身障がい者日券2000円、年券1万円。高校生以下無料。(問)馬瀬川上流漁協=(電)0576(47)2434
関連キーワード
おすすめ情報
-
ナマズ最終戦 鎌田さんに良型58センチ出た 愛知県稲沢市・三宅川支流
2026年10月24日
-
2026年10月24日
-
マアジ調査正解!! サビキに16センチ頭176匹躍る 愛知・常滑港
2026年10月23日
-
2026年10月22日


