モデルプレスのインタビューに応じた増田貴久(C)モデルプレス

NEWS増田貴久「踊る」最新作で21歳役 “ずっと生き続けていた”キャラクター引き継ぐ想い【モデルプレスインタビュー】

2026.09.18 07:00

NEWS増田貴久(ますだ・たかひさ/40)が、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開)で『踊る』シリーズに新たに参加する。演じるのは、真下正義(ユースケ・サンタマリア)・雪乃(水野美紀)夫妻の息子・真下勇気。映画第4弾『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012)で誘拐され、青島(織田裕二)に救い出された、あの少年だ。あれから14年。勇気は成長し、若くして警視庁刑事部捜査第一課管理官に抜擢される。

増田にとって、これが映画初出演。しかも自身が長年愛してきた『踊る』で、作品の歴史の中で“生き続けてきた”キャラクターに息を吹き込むという大役だ。役を背負う喜びとプレッシャー、そして「運命的な出来事」と語る撮影前のエピソードを聞いた。【モデルプレスインタビュー】

増田貴久、オファーのきっかけは本広克行監督との“おもちゃ友達”

出演が決まったきっかけは、本広克行監督との意外な縁だった。

【増田】元々はメディコム・トイっていうおもちゃの会社が大好きで、そのイベントなどで、本広監督に頻繁に会っていたんです。そのときに「『踊る』が大好きなんです」という話はしていて、本広監督とはおもちゃ友達みたいな感じでした。そしたら急にメディコム・トイの方から「本広監督が連絡を取りたいって言っているんだけど、つないで大丈夫?」みたいな感じで連絡があって、連絡先をお伝えしたら『踊る』のオファーだったんです。そのときは「やったー!」と飛び上がりましたね。勇気役のキャストを探しているときに、監督が「あ、増田いいじゃん」となってくれたらしいです。『踊る』ファンの1人として「『踊る』が帰ってくるんだ」というのと、「俺が出られるの?」というのでびっくりしたし、嬉しかったです。

増田貴久、生き続けていた役を演じるプレッシャー

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』メインカット(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』メインカット(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
演じる勇気は、ハーバード大学を飛び級で卒業して帰国したハイスペックな人物。今作では、その葛藤や成長が描かれる。

【増田】日本語よりも英語の方がしゃべりやすいというか、もちろん日本語もペラペラだけどふとした時に英語が出ちゃうという役どころです。台本にも「日本語と英語がごちゃまぜ」とト書きに書いてあって、監督とも「どのぐらいの感じですか?」と話して、監督や現場のイメージに合うように色々と探りました。

役についてはキャラクター自体がもうすでにシリーズに登場していて、子どもだった勇気くんが大きくなってここに帰ってきたので、愛されているシリーズだからこそのプレッシャーはありました。僕は初めて参加させてもらいますけど、役としてはずっと生き続けていた役に入るので。

撮影中ももちろん考えることはたくさんありましたが、どちらかというと役に向き合って撮影を終えて、発表された後の反響がすごすぎて。みんなに「『踊る』出るの?」「『踊る』大ファンだよ」「何の役なの?」「『踊る』出るのはすごいぞ」と言われて、周りにも『踊る』ファンがいっぱいいるし、ファンの人もすごく喜んでくれるし、逆に今の方がプレッシャーを掛けられすぎて緊張しています(笑)

増田貴久、“両親”ユースケ・サンタマリア&水野美紀との運命的な時間

水野美紀、増田貴久『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
水野美紀、増田貴久『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二、ユースケ・サンタマリア『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二、ユースケ・サンタマリア『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
真下夫妻を演じるユースケ、水野とも撮影前に偶然会うことができたというエピソードを話してくれた。

【増田】「このお父さんとこのお母さんから生まれて、2人に育てられたらこんな感じになるのかな」ということは意識しました。勇気自体のイメージは、スタッフさんたちもみんな「勇気ってこういう人だと思う」という考えがあって、真下パパママの映像も観ることができる環境だったので、寄せるというよりは、2人を見ていたら自然と寄ってくるというか、同じ世界観にいる感じが出ればいいなと思って演じました。

演じることが決まってから撮影に入る前のタイミングで、ユースケさんにたまたまテレビ局でお会いしてご挨拶させてもらえたんです。「勇気やらせてもらうんです」と言ったら、「知っているよ。よろしく」と、結構長い時間お話させてもらって、いろんなお話を聞かせてくださって。会えずに撮影に入るはずだったんですけど、本当にたまたまユースケさんから直接いろいろと空気感みたいなものを聞けたので、すごく良かったです。さらに本当にたまたま水野さんにも撮影前にお会いできて、2人と会えたというのはすごく運命的な出来事でした。

増田貴久「青島さんが導いてくださいました」織田裕二との共演

織田裕二『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二、増田貴久『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二、増田貴久『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
そして『踊る』座長の織田とは初共演。勇気と青島の再会シーンでは「導いてくださった」と振り返る。

【増田】現場にいる青島さんというか織田さんが、誰のことも置いていかずに、ずっと優しくみんなを盛り上げてくれて「かっこいい人だな」と思いました。ポップに明るく現場にいらっしゃるので、周りに柔らかい空気が流れていました。でも、撮影が始まった瞬間に青島さんのスイッチが入って、青島さんが話し出したときに空気が変わって。エキストラさんも含めて、みんなが織田さんを中心に回っていました。

撮影前に最初にお会いしたときに「勇気くんだ」と喜んでくださって、嬉しかったです。織田さんからの差し入れのお弁当もいただきましたし、撮影が終わった後、一緒に写真も撮っていただきました。みなさんとの共演シーンは、勇気が当時いた両親の同僚の人たちのことをどれぐらいわかっていて、誰と会ったことがあるのかということも色々と考えながらだったんですけど、青島さんが導いてくださいました。

僕「オダユウジ」という(同じ読みの)名前の友達がいて、ずっとそれを言いたいなと思っていたんです。昔から仲が良いので、織田さんにお会いするのは今回が初めてなんですけど、「オダユウジとは仲が良かった」ということを話したかったんですけど…現場ではそれどころじゃなくて忘れていましたね(笑)

あとは…『踊る』ファンの「ネットワーク捜査員」というコミュニティがあるんですけど、そこからのお弁当の差し入れがあって、みなさんがお金を出し合っていると聞きました。誰も僕が今回映画に出ることを知らない状態で現場にくださったお弁当をいただいちゃっているので、この場を借りて「ゴチになりました」と伝えたいです(笑)

増田貴久が感じる“進化”「違う扉が開いた」

増田貴久(C)モデルプレス/ヘアメイク:坂部めぐみ スタイリスト:内田あゆみ(creative GUILD)/衣装:KIDILL ROOM 〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-19-16 U-natura101
増田貴久(C)モデルプレス/ヘアメイク:坂部めぐみ スタイリスト:内田あゆみ(creative GUILD)/衣装:KIDILL ROOM 〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-19-16 U-natura101
最後に、タイトルの「N.E.W.」が示す「NEXT. EVOLUTION. WORLD.」から、“進化”という言葉について聞いた。増田自身がここ数年で進化したと感じることは?

【増田】今年40歳になったんです。今まで自分が迎えてきた誕生日の感じで言うと、20歳がやっぱり一番「大人になった」という感覚が大きかったと思うんですけど、それ以上に40歳になったことが、1人の男として意識が変わって。1個ちゃんと違う扉が開いたというか、体調とか体型とかもそうですし、もしかしたら仕事の雰囲気も周りからの印象も変わるかもしれないし、40は結構大きいと感じるので、進化なのかもしれないです。次は60歳なのかな?80歳かもしれないです。でも持ち前の童顔で、無事今回は21歳の役をやらせていただいています(笑)

増田貴久(C)モデルプレス

織田裕二主演「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」

織田裕二『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
織田裕二『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(C)2026 フジテレビジョン BS フジ ビー・エー・シー
1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした『踊る』シリーズ。翌1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えのヒットを記録。2003年公開の映画第2弾 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、興行収入173.5億円を記録し、22年間という長い間、邦画実写の金字塔として輝き続けた。

脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官、織田演じる主人公・青島を始めとした数多くの魅力的なキャラクターが登場し、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、真摯に事件に向かっていく。正しいことをするために走り続ける青島刑事と仲間たちの物語を、時に熱く、時にユーモアを交えながらリアルな描写で描き、人気を博した。

常に自分の信念に従い、市民のために現場で奔走する、正義感にあふれる男・青島俊作。「NEXT. EVOLUTION. WORLD.」が示す通り、青島俊作の新たな物語がここから始まる。(modelpress編集部)

増田貴久(ますだ・たかひさ)プロフィール

1986年7月4日生まれ、東京都出身。2003年にNEWSのメンバーとしてデビュー。俳優としては「3年B組金八先生」第6シリーズ(2001)、「武蔵 MUSASHI」(2003)、「RESCUE〜特別高度救助隊」(2009)などに出演。近年は「レンタルなんもしない人」(2020)、「古見さんは、コミュ症です。」(2021)、「吉祥寺ルーザーズ」(2022)、「ギフテッド」シリーズ(2023)で主演を務める。舞台でもミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」(2020・2021)、「20世紀号に乗って」(2024)などで主演。
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