プロボクシング元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏(51)が23日、ユーチューブ「ぶっちゃけチャンネル」を更新。9月2日に横浜BUNTAIで行われたWBA世界ミニマム級王座決定戦で同級1位だった石井武志(26)=大橋=が同級2位だったウィルフレド・メンデス(29)=プエルトリコ=に1回1分5秒KO勝ちし、王座獲得に成功したことについて語った。
プロデビューから4年、13戦目でつかんだ世界初挑戦は衝撃の結果だった。石井が元世界王者メンデスを試合開始わずか1分5秒で沈めた。同じ大橋ジムの4団体世界スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(33)が持っていた世界戦の日本男子最速KO記録を5秒更新し「人生で一番うれしい。最高です」と小躍りした。手数でも圧力をかけて左ボディーを効かせ、続く右の強打で相手は立てなかった。
畑山氏は「選手は関係ないですけど石井選手、これちょっと…。選手もかわいそうっていうかさ、何て言うんですか、相手が嫌倒れっていうかさ、世界戦であんな倒れ方あんのか? みたいな倒れ方じゃないですか。ケチつけるわけじゃないんですけど、立たないんすか!? みたいなね。何で立たないの?」と困惑した。
石井は11月26日にEBARA WAVEアリーナおおたで同級11位のザイバージョン・メデシロ(21)=フィリピン=と初防衛戦を行う。メデシロはプロ9戦全勝の難敵で世界初挑戦となる。
■石井 武志(いしい・たけし) 1999(平成11)年10月26日生まれ。福岡県うきは市出身。中学時代に空手を習い、キックボクシングを経て2022年5月にプロデビュー。22年度の全日本ミニマム級新人王。24年9月に東洋太平洋ミニマム級王座を獲得し、2度防衛。プロ戦績は13戦12勝(9KO)1敗。