【美ノ海の日常~26年秋場所】沖縄出身力士初の三役昇進を決めた毎日の決め事

秋場所で10勝5敗を挙げ、2度目の敢闘賞を受賞した美ノ海(33=木瀬)。

九州場所で沖縄県出身力士初の三役昇進を果たしました。

得意のまわしを取れなくても、前へ出る。

その相撲を支えたのは、大きくなった体と、巡業先でも続けるトレーニングでした。

秋巡業で話を聞くと、毎日の取り組みにも、美ノ海なりの工夫がありました。

大相撲




相撲を「変えた」のではなく「磨いている」

秋場所11日目 美ノ海は琴勝峰(手前)を押し倒しで破り勝ち越しを決める

秋場所11日目 美ノ海は琴勝峰(手前)を押し倒しで破り勝ち越しを決める


秋場所を見ていて、気になったことがあった。

得意のまわしを取れない時も、そのまま押して前へ出ていく。相撲の取り方を少し変えたのだろうか。巡業先で聞いてみた。


「変えてはないですね。磨いていってるところですかね」


本人が挙げたのは、技術よりも体の変化だった。


「やっぱり体重が増えたのも要因の一つだとは思いますけど。156キロなので、今までで一番体重は重いと思います」


食べる量を意識して増やしたが、ほかにも理由があるという。


「30歳を超えてから体重が増え出した」

今年の秋場所で塩をまく33歳の美ノ海

今年の秋場所で塩をまく33歳の美ノ海

22年の九州場所で塩をまく29歳の美ノ海

22年の九州場所で塩をまく29歳の美ノ海




「多分、普通におじさんになったから。30歳を超えてから体重が増え出しました」と笑った。


その体を動かす本人には、「重いです。動かしづらい」という感覚もある。普段はどんなトレーニングをしているのか。


本文残り70% (981文字/1403文字)

スポーツ

山田遼太郎Ryotaro Yamada

Tokyo

東京都八王子市生まれ。2015年11月入社。紙面レイアウトを担当する「整理部」に配属され、約10年間、スポーツ紙の制作に携わる。このうち約5年半は1面を担当し、東京五輪の閉会式や長嶋茂雄さんの「永久に不滅です」を伝える1面など、数々の紙面を制作。櫻坂46のファンで、本紙名物の「パノラマ紙面」の制作にも全力を注いできた。26年4月からスポーツ部に異動し、37歳で記者として新たなスタートを切る。現在は大相撲を担当。紙面制作で培った経験を武器に、新たな土俵で挑戦中。