クマと出合わないためにできることとは 被害発生の中津川でクマ専門家の岐阜大学教授が講演
2025年11月11日 17時52分 (11月11日 18時13分更新)
9月に帰宅途中の高校生がツキノワグマに襲われる被害が発生した中津川市坂下で10日夜、クマ被害の再発防止に向けた講演会が開かれた。クマの生態を研究する岐阜大教育学部の橋本操准教授が、クマと出合わないための対策を伝えた。 (小佐野慧太)
橋本准教授は学部や修士課程で北海道のヒグマ、博士課程では長野県のツキノワグマなどの獣害を研究。現在も同県を主なフィールドに調査を続けている。
講演では「クマはできるだけ人に会わないように暮らしている」と語り、クマ鈴や携帯ラジオなどの有効性を伝えた。山から人里には川沿いに下りてくるケースが多いと説明。桑の実やカキ、クリ、クルミ、ミツバチ箱などが誘因になるとして、電気柵で囲うなど適切な管理を求めた。生ごみや、においのついたバーベキューセットを野外に放置するのも危険だと訴えた。
坂下地区での9月の被害を踏まえ、児童・生徒の通学路ではクマが隠れられるやぶを刈り払い、地域に多いクリの木などの管理を徹底するよう求めた。もしクマに出合ってしまったら、大声などで刺激せず、うつぶせの姿勢で首などの急所を守るよう伝えた。
講演会は...
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