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「片耳難聴」制度も思いやりもほしい 国内に30万人以上、名古屋で30日に当事者交流会

2025年11月24日 05時10分 (11月24日 05時10分更新)
 片方の耳が聞こえない、または聞こえづらい「片耳難聴」の人は国内に30万人以上いるとされる。聴覚障害者として認められず、不十分な支援や配慮の中で苦悩する人も少なくない。26日まで開催中の東京デフリンピックを機に聴覚障害への関心が高まる中、当事者は「片耳難聴の存在も知ってほしい」と訴える。

「きこいろ」のリーフレットを手にする沖田蒼三加さん。「片耳難聴がもっと認知されたら、もう少し気が楽になると思う」

 愛知県西尾市の会社員沖田蒼三加(あみか)さん(26)は職場や会食の場などで、右側から話しかけられても気付かないことがよくある。
 高校3年の春に原因不明の突発性難聴を発症し、右耳がほとんど聞こえなくなった。電車や飲食店など騒がしい場所では会話が聞き取りづらい。左耳での電話中は話しかけられても分からない。右耳にはザーザーという耳鳴りも常にあり、仕事に集中できない日も。
 職場では、こうした事情を伝え、一番右の席に座っている。ただ、食事の席などでは右側に人が座ることもある。普段は普通に会話できる場面が多く、見た目では分からないため、理解されにくいと...

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