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【衆議院選挙2026岐阜3区】候補者4人はどんな人?何を訴えている?<関・美濃・羽島市ほか>

2026年1月30日 23時21分 (2月1日 01時52分更新)
候補者の人となり (2026年1月30日)

選挙区回り触れ合い 武藤容治さん(70) 自前

寒空の下、支援者と握手を交わす武藤さん(左)=各務原市で

 石破茂内閣で385日、経済産業大臣を務めた。「世界3周、12万キロを回った」。トランプ米大統領を「超わがまま」と評するなど、大臣として交渉に奔走した日々を強調した。
 大臣在任中だった前回選では護衛が多く、支援者に近づけなかった。今回は「手、冷たいですね」と相手を気遣い、温めるように包み込む握手をして回る。
 街頭演説や個人演説会で選挙区を駆け回る。人口減少や労働力不足、実質賃金の向上が地域の課題だとして、「各地を細かく回って現場の声を聞くチャンスにしたい」と意気込む。
 高市政権では4度目の国対副委員長を務める。急な選挙に打って出た首相を「安定して結果を出した安倍晋三元首相への思いが強いと思う」と話す。
 小学生の孫と過ごす時間を持てないのが気がかり。「選挙が終わったら、ゆっくり会いたい」と目尻を下げた。 (藤野華蓮)

街の再開発へ意欲的 仙田晃宏さん(43) 国前

支援者との記念撮影に応じる仙田さん=瑞穂市のJR穂積駅前で

 29日夕方、雪が降りしきるJR穂積駅前。帰宅ラッシュの乗降客らを前に、力を込めて訴えた。「これだけの利用客がいる穂積駅でさえ、(駅員不在の)無人駅になった。再開発を進めないと、街はだんだん簡素化して人が減ってしまう」
 会社員時代、全国営業で地方の寂れた街並みを見てきた。「大学で外に出た若者が再び戻ってきたいと思えるようなまちづくりが必要だ」。地方活性化には人一倍、思い入れが強い。
 「有言実行で一貫性がある」との高市政権への評価は、突然の解散で一転した。国民民主党が協力予定だった新年度予算案は成立の遅れが必至で「国民との約束をほごにした」と憤る。
 初出馬だった前回選は、まずは名前を知ってもらおうと街宣が中心だったが、今回は個人演説会にも力を入れる。「皆さんに声を届けて接点を増やす」と3区全域での開催を目指す。 (尾林太郎)

走り軽やか 平和追求 阪口直人さん(62) れ前

自らポスターを貼る阪口さん=各務原市で

 「走る阪口」を自称する。ひとたび選挙カーを降りれば、支援者に握手を求める際も、ポスターを掲示板に貼る際も、軽やかに街を駆け抜ける。走るのは「政治を必要としている人のもとに真っ先に駆けつけたい」という思いからだ。
 政治家を志すきっかけは20代のころ。会社を辞め、内戦終結後のカンボジアで民主的な選挙を支援する国連の平和構築活動に参加した。現地は地雷や不発弾だらけ。活動中には何度も銃を突きつけられ死を覚悟した。多くの紛争地で活動した経験から「平和には強いこだわりがある」と語る。
 就任から3カ月で衆院解散に踏み切った高市首相について「何をされたか思い付かない」とばっさり。日中関係の悪化や防衛費の増大も懸念する。平和の大切さを身をもって知っているからこそ、勇ましい言葉には違和感を感じる。そんな今の状況を座視することはできない。 (板倉陽佑)

県連会長活動と両立 伊藤恵介さん(47) 参新

用意が間に合わなかった選挙カーの代わりの車で演説会場に向かう伊藤さん=北方町で

 「趣味は参政党」で、県連会長の仕事と選挙運動を半々にこなす。街頭演説が中心だが、超短期決戦で公示日の27日に選挙カーが間に合わないトラブルが。一般車で演説会場へ向かい、「チーム優先」と笑った。
 介護施設の経営を通じ、お金のない高齢者が増えたと痛感した。福祉や医療は賃金も低く「消費税減税と社会保険料の大幅減額を」と訴える。高市政権とは積極財政で一致するが、低賃金労働者確保のための外国人受け入れは反対だ。「うちで働く外国人はたまたまいい子ばかり」だと感じつつ「この10年20年で移民が急速に増え、文化摩擦が起こっている」と考える。
 格闘技が好きで、自分も挑戦したが「痛いのが苦手で、たたきのめすのも無理」と不向きを悟った。痛みを知る心は「新自由主義的な競争で大資本が残るのは違う。地域を支える中小企業を大事に」という信条につながる。 (菅谷仁志)
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