【ドラ番記者が見た】バンテリンDの5階席から見た大谷翔平の『打撃練習』…「これ見ただけで来た価値ある」ファンにそう思わせる唯一無二の放物線【侍ジャパン】
2026年2月27日 22時10分
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平選手(31)=ドジャース=が27日、中日との「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋 壮行試合」前の全体練習でフリー打撃を行った。バンテリンドームナゴヤで「名鉄×WAO! ホームランウイング」もお披露目となった中、大谷は28スイングし、11本の柵越え。試合開始前からドームに詰めかけたファンを大いに魅了し、「大谷劇場」の幕開けを飾った。
【ドラ番記者が見た】
背番号16が打撃ケージに入った時、打席まで高さ、距離ともに最も離れているだろう右翼5階席にいた。スマホを構え、規格外のスイングを記録に残すファンたちの中に、5階席ながらグラブをはめて真剣に打球の行方を見守るファンもいた。
バンテリンドームナゴヤの5階席でも、「ひょっとして飛んでくる」と特別な高揚感でファンを満たしてくれるのも、大谷の魅力だ。
「バチン」という強烈な打球音を残して飛んでいく大谷の打球はなかなか落ちてこない。内野や2階席では、打球を見上げて見る形。対して5階席では打球が同じ目線まで打ち上がってくるのが見えた。2周り目には、放物線の頂点までロケットのように打ち上がった打球が4階席に着弾。周囲の歓声とどよめきに混じって、「すげぇ」と思わず声が漏れた。
帰国から間もない調整段階ながら、ほとんどがスタンド中段以上に着弾し11本柵越え。2023年時に見せた5階席着弾はなしも”伝説のフリー打撃”を再び名古屋で見せつけた。
打撃練習を終えると、スタンド中から大きな拍手。まだ試合前なのに、「これ見ただけで来た価値あるよ」と近くにいた男性がつぶやいた。大谷さん、今回も名古屋で合流してくれて、ありがとうございます。唯一無二の放物線は名古屋のファンの記憶にしっかりと刻まれた。(加藤慎也)
関連キーワード
おすすめ情報


