<MIKAWAサーチ>(218)吉田は“心のふるさと” 茨木のり子さん生誕100年
2026年3月21日 05時05分 (3月21日 11時59分更新)
今年は西尾市ゆかりの詩人、茨木のり子さん(1926~2006年)の生誕100年、没後20年。「倚(よ)りかからず」「自分の感受性くらい」など、自立した個人の視点から社会や人間を見つめる作品を残した茨木さんは幼い頃から女学校卒業までの約10年間、西尾町と吉田町(いずれも現西尾市)で暮らし、20代の一時期も吉田の実家に滞在した。詩人にとって、ふるさとはどんな存在だったのか。茨木さんと親交のあった岡田幸子(ゆきこ)さん(92)=同市吉良町=に会いに行った。 (西山輝一)
戦後間もない1949年4月、吉田町の鉄道駅近くにある宮崎医院。16歳だった岡田さんは住み込みで食事の用意や掃除をする家事見習として生活を始めた。この頃、半年後の結婚を控え、東京から実家の同医院に戻っていたのが当時23歳の茨木さんだった。...
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