多治見と瀬戸、焼き物のまちが支えるアジア大会のピッチ クリケット場に理想の粘土
2026年5月9日 05時10分 (5月14日 14時52分更新)
今秋開かれる愛知・名古屋アジア大会のクリケットのテスト大会が8日、愛知県日進市で開幕した。会場の県口論義(こうろぎ)運動公園のグラウンドは本来、野球場。アジア大会のクリケット会場に決まった昨年6月以降、急ピッチで改修が進められてきた。整備を支えたのは岐阜県多治見市と愛知県瀬戸市の業者。「焼き物のまち」の粘土と加工技術が、アジアの祭典の舞台に生かされている。
フィジーの選手が投げ、バヌアツの選手が打つ。テスト大会「男子T20ワールドカップ東アジア太平洋予選」の第1試合。直径70メートルの円形グラウンドの中央部に、茶色の粘土が広がっていた。
長さ25・5メートル、幅15メートルで、野球の投手-捕手間に当たる場所。「ピッチ」と呼ばれ、試合の大部分が行われるエリアに敷き詰められているのは、会場から約20キロとほど近い多治見市の粘土だ。日本クリケット協会の宮地直樹CEOが驚きを交えて話す。...
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