【今中慎二の目】「初球、空振りしてもいいから打ちにいく姿勢が欲しかった」中日4回1死満塁で三振の石川昂弥に指摘
2026年5月14日 23時34分
中日は何度かチャンスがあったものの、ホームは遠く、スコアレスドローに終わった。何とかできなかったか―。そう思わせる場面はいくつかあった。その中で、中日スポーツ評論家の今中慎二さんは、4回1死満塁から石川昂、土田が連続三振に倒れ無得点に終わった場面をポイントに挙げ、特に石川昂は反省点の多い打席だったと指摘した。
この回は先発の入江が1死から内野安打と連続四死球で満塁としていた。そうして迎えた打席で石川昂は初球、150キロの直球を見逃すと、2球目のボール球となる変化球を空振り。2球で追い込まれ、そして2―2から5球目の変化球を空振りして三振した。今中さんは「初球、コースはそこそこのところに来たが、空振りしてもいいから打ちにいく姿勢が欲しかった。少々のボール球でも初球の真っすぐなら打ちにいきたかった」。確かに初球は外角低めのいいところに来て、手が出なかったのだが、まずそこで、何とか打ちにいく姿勢がほしかったと指摘した。
今中さんは投手心理も踏まえてこう語った。「ピンチの場面で初球からスッと真ん中にはなかなか来ない。目いっぱい投げ込んでくる」。また、石川昂を迎える直前に相手の投手コーチがマウンドに行っており「ああいう時は間を取って、何らかのアドバイスもされている。切り替えもできて、まあまあいいボールが来た」。そうしたことも頭に入れたかったところだが、結果的には2球目のボール球の変化球を振ってしまい、「しまった感のあった投手も、よしよしとなってしまった」とも語った。
ああいった場面での打撃は石川昂の課題でもある。今中さんは「ネクストの時から初球に行くという準備をしておかないと」とも語った。これも一つの教訓として、次はチャンスでチームに貢献するバッティングをしたいところだ。
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