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カウンターテナー藤木大地 アカペラ独唱で客席と“対話” 「誰もやっていない」挑戦を

2026年7月7日 16時57分 (7月7日 17時04分更新)
 裏声を使って歌うカウンターテナーの第一人者、藤木大地が日本の歌をアカペラで独唱するリサイタルが8月8日、名古屋・伏見の電気文化会館ザ・コンサートホールである。自身も「世界的に誰もやっていないと思う」というステージは、客席との独特のコミュニケーションを生む。
 きっかけは2024年、詩人の谷川俊太郎さんが亡くなった直後に長野市であったピアノ伴奏つきの公演。日本でのデビューアルバムのタイトルが、谷川さんの作詞、武満徹作曲の「死んだ男の残したものは」(17年)だった縁もあり、アンコールの際に急きょ、アカペラでこの曲を歌った。
 その瞬間の観客の集中力は普段以上だった。「一人で何もかも責任を負わないとい...

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