郷土の開拓移民の記憶伝えねば 岐阜県内で「黒川の女たち」自主上映広がる
2026年8月24日 05時05分 (8月24日 17時01分更新)
旧満州(中国東北部)に開拓移民として渡った白川町黒川(旧黒川村)の女性たちの性被害をテーマにしたドキュメンタリー映画「黒川の女たち」を、住民の手で自主上映する取り組みが県内に広がっている。岐阜県は中部9県で長野県に次ぐ2番目の開拓移民の送出県。上映会は、地域での開拓にまつわる記憶の掘り起こしにつながっている。(小佐野慧太)
映画は、1945年8月のソ連侵攻を受け、襲撃から開拓団を守るためにソ連兵に差し出された女性たちの戦後を追う。実名で証言を続けた大垣市の安江善子さん、郡上市の佐藤ハルエさん(ともに故人)ら当事者に取材。事実を公にすべきではないとする年長世代の反発を受けながら、2018年に被害を伝える碑文を地元に設置した黒川分村遺族会の葛藤も描かれる。...
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