日本とブラジル、両国知る自分だからこそ 「十人十色」の子どもたち、架け橋となる支援を
2026年9月29日 05時10分 (9月29日 10時01分更新)
【連載】ホーミー
海外ルーツの住民が多く暮らす地域社会に迫る連載「ホーミー」は7~8月に掲載した23~34回で、日本語が不自由な外国人の子供たちへの教育支援を描いた。35回目からは、親になった当時の子供たちや次世代を担う若者を取り上げる。(この連載は、西尾通信局・西山輝一、国際部・藤川大樹、生活部・中根真依が担当します)
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(35)月日がたった今は懐かしいが…本当は逃げ出したかった小学校 サポート乏しく、日本語分からず孤立
「ずいぶんと変わったなあ」
2015年夏。ブラジルから10年ぶりに再来日した20歳の浅野ファブリシオは、生まれ育った愛知県西尾市の景色を眺めながら思った。小学生のころ、遠足前に通った駄菓子店はなくなっていた。新たな大型スーパーが出店し、ドラッグストアが市内で増えていた。
入管難民法により、海外で暮らす3世までの日系人は、日本に定住して働ける「定住者」の在留資格が与えられる。日系ブラジル人3世の浅野は派遣会社を通じ、自動車部品関連の工場に就職。金属部品を塗装する工場などでも働いた。...
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