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【エンタ目】伊與田英徳 北の国から87年初恋 上京時の決意打ち砕く

2026年10月16日 11時34分 (10月16日 11時43分更新)
「北の国から87年初恋」で黒板家が暮らしていた家=北海道富良野市で(2019年撮影)

「北の国から87年初恋」で黒板家が暮らしていた家=北海道富良野市で(2019年撮影)

 1987年4月、東京理科大に入学するため、愛知県豊川市から東京に向かった朝を昨日のことのように覚えている。最寄りの名鉄国府駅で同級生と出会ったが、泣いているのを感づかれたくなくて、無視して通り過ぎた。いま考えれば大げさな話だが、実家、そして故郷に二度と戻らない覚悟だった。科学者を目指そうと考えていたからだ。
 そんな志望を木っ端みじんに打ち砕いたのが、ドラマ「北の国から87年初恋」(87年)だった。北海道富良野市を舞台に、大自然の中で暮らす一家の姿を描いた連続ドラマの続編だ。中学を卒業した純(吉岡秀隆)が、東京に出るラストシーン。トラックの助手席に座ると、送ってくれた無愛想な運転手に「抜いてみ...

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