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【熊沢重文さんの二刀流予想】ロブチェンと弘平の3冠達成に期待 対抗のダノンヒストリーは2600メートル2連勝で距離に不安なし

2026年10月24日 00時00分

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ダービーを制したロブチェン


◇熊沢重文の二刀流予想「競馬しようぜ!」
 平地、障害レースの両方で活躍した元騎手の熊沢重文さん(58)が”二刀流”の経験を生かしてG1、障害重賞を予想する「競馬しようぜ!」。菊花賞は馬の地力と松山の強心臓を信頼してロブチェンの三冠達成に期待する。相手はステイゴールドと同じ阿寒湖特別出身ダノンヒストリーと武豊の腕を買ってゴーイントゥスカイを中心に、△に穴目も絡めて勝負に出る。
 ロブチェンと(松山)弘平の3冠達成に期待します。神戸新聞杯であらためて地力の高さを確信しました。始動戦だけに、ごちゃつくのを避けて外を回った安全策。4角ではもう間に合わないかとも思わされたところ、鼻差でも届いてしまうところに鞍上ともども勝負強さを感じました。皐月賞は押し出され、逃げさせられても勝っていて、展開への対応の幅が大きいです。能力がずばぬけていると思います。
 弘平はつかみどころのない性格。裏表がなく、ずっと同じテンションでいるように見えて、レースではシビアで勝負に徹するタイプです。この世界、みな多かれ少なかれ、そうした勝負師の集まりですが、普段のほほんと見せるあたり、馬上とのギャップが目立ちますよね。そこは腰が据わっている。肝っ玉の大きさなのでしょう。すでに牝馬で三冠を達成していますし、極限の緊張感をも乗り越えた経験の蓄積も大きいはずです。
 ダノンヒストリーは阿寒湖特別の勝ち馬という点でステイゴールドの”後輩”。距離未経験ばかりの戦いで、2600メートル2連勝の内容が期待を持たせます。ここで勝つようなら、出世レースとしての阿寒湖特別の価値をさらに高めてもらえるかもしれません。
 ゴーイントゥスカイは(武)豊の腕を買って。セントライト記念の凡走は中山の馬場があまりに特殊だったということでしょう。参考外とします。血統的にもこの距離はいいでしょうし、なにより「馬7人3」が「人6」にも「人7」にもなるコースです。
 △には3頭。ジャスティンシカゴのスタミナ性能は警戒したいです。セントライト記念は内から縫うように差し伸びてきました。そうした器用さはこの距離には大事ですし、あの馬場での悪い内で脚を残せていたのは精神力含みでスタミナの裏付けです。
 コンジェスタスは京都新聞杯の勝ちっぷりを見直しておきたいです。先行押し切りでデビュー2連勝した直後に、じっくり構えてしまいを生かす競馬。京都外回りとの相性が高い可能性があります。穴っぽいのがマジョレルブルー。直近3連勝の勢いを買います。勝ち上がりに4戦かかりましたが、菊花賞の穴馬らしい晩成タイプ。未勝利勝ちの時の2着は今回、穴人気しそうなシートゥサミットでした。穴で拾うならこちらでしょう。
「熊沢さんの秋華賞の狙い」
◎(8)ロブチェン
○(10)ダノンヒストリー
▲(9)ゴーイントゥスカイ
△(2)コンジェスタス
△(14)マジョレルブルー
 ▼熊沢重文(くまざわ・しげふみ)1968(昭和43)年1月25日、愛知県刈谷市出身の58歳。1986年、栗東・内藤繁春厩舎から騎手デビュー。88年オークス(コスモドリーム)がG1初騎乗で重賞初勝利。平地では91年有馬記念(ダイユウサク)、2005年阪神JF(テイエムプリキュア)と、G1・3勝含む重賞16勝。ステイゴールドの主戦でもあった。障害は1999、2000、02、04年と4度最多勝。障害通算1695戦257勝はJRA史上最多。重賞17勝。12年中山大障害(マーベラスカイザー)制覇。平地・障害の双方「G1勝ち」はJRA初、双方200勝は史上唯一。23年11月引退。”二刀流”の功績で同年JRA理事長特別表彰。平地と合わせ中央競馬通算15222戦1051勝。

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