「バルちゃん」が導いてくれた…アジアパラ大会陸上男子200メートルで金の伊藤智也選手、亡くなった盟友しのぶ
2026年10月23日 21時06分 (10月23日 21時12分更新)
「バルちゃん」が、頂点へと導いてくれた―。愛知・名古屋アジアパラ大会陸上男子200メートル(車いすT51、52)で23日、鈴鹿市の伊藤智也選手(63)=バイエル薬品=が金メダルを獲得した。同じクラスで長年ともに戦った盟友が先月事故死し、気持ちの整理がつかない状態で臨んだ今大会。完ぺきな走りで終え、「彼と一緒に戦っていた」と亡き友をしのんだ。 (北村太一)
2008年北京パラリンピックのマラソン銀メダリスト、上与那原(うえよなばる)寛和さん。沖縄県うるま市で9月19日早朝、競技用車いすで練習中に軽貨物車に追突され、1週間後に亡くなった。55歳だった。
伊藤選手は上与那原さんとともに北京パラに挑み、400メートルなど2種目で金メダル。2人は20年にわたる家族ぐるみの付き合いがあり、一緒に食事に行く仲。「バルちゃん」と愛称で呼んでいた。事故の2日前にも...
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