ドジャース地元紙、織田翔希について過激タイトルで報道「日本プロ野球は存在意義を揺るがす危機」契約金、最大7億8500万円!?
2026年10月26日 13時18分
ドジャースの地元紙「カリフォルニア・ポスト」は25日、「ドジャースは10代のスター選手に迫り、日本プロ野球は存在意義を揺るがす危機に直面」と題した記事を特集。横浜・織田翔希投手(18)の米球界挑戦について、同紙は「日本球界の上層部は、この展開が国内リーグにとって、存亡の危機になりかねないと恐れている。それは、織田ほどの有望株がアマチュアの段階で、メジャー球団と契約した前例が一度もないからだ」と報じた。
同紙は、織田の好きな投手は山本由伸で、インスタグラムでフォローしているメジャー球団はドジャースと紹介し、「米球界内ではドジャース入りするのが大半の見方だ」と断言。「過去に、NPBでプレーせずにメジャー入りした日本のスター選手はいない。こういう選手たちがいなくなったら、日本のリーグはどうなるのだろうか。松坂大輔も、ダルビッシュ有、大谷翔平も、佐々木朗希も日本のリーグでプレーしたのだ」と続けた。
巨人がドラフト会議で1位指名したことについても論調は厳しかった。かつて大谷翔平が日本ハム入りした経緯に触れ「巨人も心変わりさせられると思ったのかもしれない。巨人は日本シリーズ優勝22回を誇る最も成功したチームで、新監督には松井秀喜氏が就任した。しかし、現実には織田を国内にとどめようとする彼らの努力はまさしく『最後の抵抗』のように映る。この事態は、なるべくしてなったのだ」とした。
同紙が、その理由のひとつに挙げたのが、”意識の変化”だ。「過去30年間で、日本は(1995年に)ドジャースに移籍した野茂英雄をまるで”裏切り者”のように扱っていた時代から、自国の最高峰の選手たちが世界最高峰リーグで競い合う姿を見たいと願う時代へと変化を遂げたのだ」と伝え、織田の「世界一のリーグでプレーしたい。世界一の投手になりたい」とのコメントを紹介した。
さらに、アマチュア選手とメジャー球団との契約のメリットをピックアップ。契約について「日本では国際FA取得まで9年かかり、ポスティングシステムによるメジャー移籍が認められることはまれ」と伝え、経済的な面についても「日本では契約金が上限1億円(約64万ドル)。あるスカウトの話では、織田の場合は300万ドル~500万ドル(約4億7000万円~約7億8500万円)になる可能性がある」と、大きな差があると指摘した。
現在の労働協定が12月1日で切れ、MLBと選手会側はサラリーキャップ制を巡って対立しているため、翌日からロックアウトに入るとみられている。織田がメジャー入りするとしても、新協定が批准されるまで交渉はできない。同紙は「巨人は(ロックアウトが長引き)織田の心が折れることを狙っているのかもしれない。ただ、長い目で見れば、それも大した違いにはならない。もし織田がメジャー球団と契約できなくても、(近い将来)『第2の織田』が現れるからだ」と結んだ。
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