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ブルワーズ3連勝、投のヒーローは新人左腕ガサー 「左腕で6イニングを最少の打者18人でピシャリ」はワールドシリーズ61年ぶり快挙 打線爆発の5回は「ベンチでにやけっ放しだった」

2026年10月27日 14時25分

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先発したブルワーズ・ガサー(AP)


◇26日(日本時間27日)ワールドシリーズ(WS)第3戦 レイズ1―10ブルワーズ(セントピーターズバーグ)
 ブルワーズが敵地で圧勝。3連勝で、球団史上初のWS優勝へ一気に王手を掛けた。先発した新人左腕ロバート・ガサー(27)は、6イニングを1安打無失点に抑え、今PS3試合目の先発で初勝利。味方打線も5回にWS記録を更新する「2アウトから8得点」を挙げた。
 ルーキーが快投でレジェンドに名を連ねた。ガサーは、WS初先発。1回に2死から一塁走者が二盗を試みて失敗すると、そこから打者12人連続で凡退させた。6回は四球で許した走者も併殺で消え、気付けば6イニングを最少の打者18人でピシャリ。
 直球の今季平均球速は150キロ弱で、メジャー平均より約3キロ遅い。だが、全米中継局FOXのスモルツ解説者が試合前に「ガサーが新たに習得したシンカーは無敵だ。この球でゴロの山を築き、バックに仕事をさせる」と語った通り、直球とほぼ同じ球速のシンカーを丁寧に低めへ集め、この日はゴロアウト「7」を数えた。
 試合後、トム・ベルドゥチ記者から「WSで左腕が6イニングを最少の打者18人で投げ終えた」のは、1965年ドジャースの『サンディ・ダンディー』ことサンディ・コーファクス以来61年ぶりの快挙だと振られたルーキーは、恋女房のコントレラス捕手に感謝した。
 「すごいね。本当に敵地の雰囲気って感じだった。ウィリアム(コントレラス)が試合を通じて本当にうまくリードしてくれ、必要に応じて僕をしっかり修正してくれた。本当にいい仕事をしてくれたよ」
 味方打線が5回、2死から6連続タイムリーヒットを放って援護してくれたことには「ベンチに座って『さあ、2アウトだ、準備OK』という感じだったんだけど、自分がマウンドにいったのは、それから40分後だった。スペシャルだね。ベンチでにやけっ放しだった。こんなことが起きるなんて、とにかく現実じゃあり得ないと思った」と、表情を緩めた。
 これで球団史上初のWS優勝に王手をかけ、殊勲のルーキーは「今夜は楽しむよ。素晴らしいチーム一丸の勝利だった。だが、まだ仕事は残っている。優勝にはあと1勝しなければならないし、チームのみんなが腕まくりしている。明日また球場に来る。準備は万端だ」と、勝ってかぶとの緒を締めた。(写真はAP)

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