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夜間の電話に応え休みは返上…4万人を集めたアジア・アジアパラ大会ボランティア、やりがいの一方で苦情も

2026年10月30日 05時10分 (10月30日 05時10分更新)

【連載】歓声のあとに アジア・アジアパラ大会
 アジア・アジアパラ大会(愛知・名古屋大会)は10月24日にパラ大会が閉幕し、全ての日程を終えた。2016年の招致から10年。持続可能性を掲げ、地方都市として経験のない大規模な大会を開いた愛知・名古屋では何が起き、何が残ったのか。全6回で検証する。
 
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「アジア大会くらいできないと」順調だった招致から一転、愛知・名古屋が直面した「想定外」の10年

 10月下旬、アジアパラ大会の柔道会場となった愛知県武道館の選手控室。ボランティアの至学館大2年の柴田一慶(かずよし)さん(19)=同県豊橋市=が水の補充やゴミ出しに励んでいた。
 大学の柔道部に要請があり、初めてのボランティアに臨んだ。活動は午前7時半から夕方まで。初日は帰宅すると倒れ込んだ。「これで無償なのか」。ぼやきが口をついた。ただ日を追うごとに仲間との連帯感も生まれ「楽しくなった」。

柔道会場で選手らのサポートをするボランティアの柴田一慶さん(左)ら。大会のボランティアは10代、20代の若者が3割を占めた=名古屋市港区の県武道館で

 目の見えない選手たちが自分と同じように柔道をしていた。勝てば叫んで全身で喜びを表し、負ければ悔しがる。障害者に対して「かわいそう」と感じていた思いは消え「自分と全然変わらない」と気付いた。
 アジア・アジアパラ大会で、大会組織委員会のボランティアは約4万人。約3万人を集めた2005年の愛知万博を上回り...

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