月刊グラン 2024年1月号(12月14日発売)
定価550円
◆エキサイティングラッシュ:J1リーグ第32~34節、ホーム無敗達成で6位フィニッシュ、最終節セレモニー
◆アカデミーニュース/若鯱実りの秋 U−15 は悲願の全国制覇へ戦闘力アップ、U−12は秋のカップ戦で躍動、PICK UP(U-18)伊澤翔登
◆大住良之の「夢の劇場物語」最終回 名スタジアムをつくるのは、名試合と名サポーター
◆財徳健治の「ボールの独り言」 上昇曲線描く森保ジャパン
◆MONTHLY OCEANS NEWS
◆東海サッカーダイジェスト+
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■GRUN INTERVIEW :中谷進之介「勇往邁進」
2023年も、守備の要として体を張った守りと積極的な攻撃参加でチームに貢献した中谷進之介。クラブ13年ぶり、自身としては初めてのリーグ優勝に向け全力を尽くしたが、あと一歩及ばなかった。さらに歩を進めるために、23年はどんな教訓を得たのだろうか。
勝てるクラブになってきた「今年はいける」と思った
前半戦は一時2位を走り、2度目のリーグ制覇を狙える位置に付けていたグランパス。しかし8月後半からはなかなか勝てなくなり、10月27日の第31節、サガン鳥栖戦で引き分けたことでタイトルの夢は完全に消えてしまった。
―中谷選手がグランパスに加入して、5年半が経ちました。若い頃と何か変わったと思うところはありますか。
―中谷選手がグランパスに加入して、5年半が経ちました。若い頃と何か変わったと思うところはありますか。
「サッカーがより好きになったというのは感じますね。相変わらず楽しく…まあ負けた時とか、仕事として辛い時はありますけど、すごく毎日が充実しているのは変わらない。どれだけグラウンドで自分と向き合えるか、その作業は改めて楽しいなと感じています」
―復帰した選手を除けばフィールドプレーヤーとして在籍期間が最長です。その間のチームの変化をどう感じていますか。
「僕がグランパスに来た時は第15節(の時点)で勝ち点9だったので、それを考えると勝てるクラブになってきたと思いますし、その過程を共に歩めたことはすごく貴重な経験ができたなと思っています」
―勝てるクラブになり、23年はラスト10試合頃まで好調で、優勝を目指せる位置に付けていました。手応えを感じながらプレーできていたのではないですか。
「本当に『今年はいける』って思いましたよ。自分たちの手応えもあったし、結果も伴ってきていたので。僕自身、Jリーグで優勝したことがないので絶対にタイトルが欲しかったし、そのチャンスが来たなって自分でも感じていました。『うん、いける』って感じていましたね」
―20年は3位でフィニッシュしましたけど、あの時よりも優勝争いに絡む期間が長くありました。
「あの時は本当に超ディフェンシブで、守備を堅くして相手のミスを突いて1点を取って勝つというスタイルでした。やっぱり安定はしていましたけど、それで優勝に持っていけるかというと、やっぱりなかなか難しいな、って思うところもありました。それよりも自分たちで攻撃的に得点を取りに行ったり、1点取られても2点を取り返したり、そういう試合ができてきたので、あの時とは全然違う感覚がありました」
―23年は得点が増えて失点がそれほど変わらないという数字でした。どう感じていますか。
「やっぱりショートカウンターというか『ファストブレーク』ですよね。キャスパー(・ユンカー)とマテちゃん(マテウス・カストロ)のコンビネーションだったり、(永井)謙佑君とキャスパーのコンビネーションだったり、あの3人で得点が取れていたというのが前半戦だったと思うし、そのバリエーションとしてボールを奪ってからのカウンターが多かったので、それは去年とは違う武器になっていたと思います」
(詳細は2024年1月号で)
■国生千代の名古屋がイチバン!:藤井陽也
DFの2人を見てここまで来れた
国生◉ 23年は、どんなシーズンでしたか。
藤井◉ 22年よりは自分に余裕もできました。22年は自分のパフォーマンスにフォーカスするというか、チームのことを考える余裕もあまりなかったですけど、今季はよりチームのことを考えたりとか、「自分がチームを勝たせる」ぐらいの気持ちで頑張りました。
藤井◉ 22年よりは自分に余裕もできました。22年は自分のパフォーマンスにフォーカスするというか、チームのことを考える余裕もあまりなかったですけど、今季はよりチームのことを考えたりとか、「自分がチームを勝たせる」ぐらいの気持ちで頑張りました。
国生◉ 攻撃でも、リーグ戦で2得点、天皇杯で1得点と、DFながら3ゴールを決めましたが、ご自身ではどう受け止めていますか。
藤井◉ 今季はリーグで3点取るのが目標でした。でも正直、もっと取れた場面もあったと思います。DFがセットプレーで点を取ることで、チームを助けることもできますし、守備だけでなく攻撃というところも自分はできると思っているので、そこはもっともっと存在感を出せるようになりたいです。
藤井◉ 今季はリーグで3点取るのが目標でした。でも正直、もっと取れた場面もあったと思います。DFがセットプレーで点を取ることで、チームを助けることもできますし、守備だけでなく攻撃というところも自分はできると思っているので、そこはもっともっと存在感を出せるようになりたいです。
国生◉ 試合を見ていても、藤井選手がボールを持つと「何か起きるかも」と、みんなが思っていますよね。
藤井◉ どうなんすかね。思ってたら、ちょっとプレッシャーかもしんないです(笑)
藤井◉ どうなんすかね。思ってたら、ちょっとプレッシャーかもしんないです(笑)
国生◉ 特にサイドチェンジをする瞬間が一番ワクワクします。「サイドチェンジ来るかな」って思って見ていて、実際に来たら、めっちゃテンションが上がります。
藤井◉ それ、(次のプレーが)バレてるってことですか(笑)。分かりやすいってことですかね(苦笑)
藤井◉ それ、(次のプレーが)バレてるってことですか(笑)。分かりやすいってことですかね(苦笑)
国生◉ いえ、私がピッチ全体を俯瞰できる記者席で見ているからだと思います。「あ、来た!」って。あれはチームとして狙っている形ですよね。
藤井◉ そういうのも狙っていますし、ロングボールの飛距離や精度も自分の持ち味でもあります。チームのみんなが信頼して走ってくれている部分もあるので、僕がしっかり(前の選手を)見て、タイミングと精度を合わせれば1本でチャンスになるので、そこは常に狙ってやってます。
藤井◉ そういうのも狙っていますし、ロングボールの飛距離や精度も自分の持ち味でもあります。チームのみんなが信頼して走ってくれている部分もあるので、僕がしっかり(前の選手を)見て、タイミングと精度を合わせれば1本でチャンスになるので、そこは常に狙ってやってます。
(詳細は2024年1月号で)
■THE DAYS 久保藤次郎編スタート
2023年シーズン途中、J2の藤枝MYFCから加わり、いまでは右サイドに欠かせない存在となった久保藤次郎。愛知県岡崎市で育ち、ゴールだけを目指して突っ走ってきた若者が、夢にまで見たグランパスのシャツを着るまでの軌跡を描く。
グランパスに憧れた少年
シーズン終盤までタイトルの希望をつないだ23年の名古屋グランパス。若手の台頭もあって選手層は厚みを増したが、中でもレギュラー獲得に大きく前進した有望株がいる。久保藤次郎、面構えに意志の強さが表われた24歳だ。
23年7月、J2の藤枝MYFCから完全移籍したサイドアタッカーは、カップ戦も含めて徐々に出番を増やし、10月になるとスタメンに定着。第32節の湘南ベルマーレ戦でJ1初ゴールを記録する。
驚異の運動量と果敢な仕掛けによって、右サイドに欠かせない存在になった久保。いま彼は、夢のような時間を過ごしているといっても過言ではない。というのも生後間もなく岡崎市に引っ越した彼は地元クラブ、グランパスでの活躍を幼い頃から思い描いてきたからだ。
久保にとって、グランパスのシャツは近いようで遠い憧れの存在だった。アカデミーのセレクションに挑むたびに跳ね返され、対戦の機会を得るたびに死に物狂いでぶつかっていった。
高校、大学を経て、当時J3の藤枝からプロのキャリアを歩み始めた久保は、ルーキーイヤーから爆発する。10ゴールを決めてJ2昇格に貢献すると、2年目も勢いはとどまることを知らず、シーズン途中でグランパスに完全移籍。プロ入りからの2年間でJ3からJ1へと一気に駆け上がった。
何度も壁に直面しながら夢を夢で終わらせなかった少年、久保藤次郎の歩んできた道を振り返る。
23年7月、J2の藤枝MYFCから完全移籍したサイドアタッカーは、カップ戦も含めて徐々に出番を増やし、10月になるとスタメンに定着。第32節の湘南ベルマーレ戦でJ1初ゴールを記録する。
驚異の運動量と果敢な仕掛けによって、右サイドに欠かせない存在になった久保。いま彼は、夢のような時間を過ごしているといっても過言ではない。というのも生後間もなく岡崎市に引っ越した彼は地元クラブ、グランパスでの活躍を幼い頃から思い描いてきたからだ。
久保にとって、グランパスのシャツは近いようで遠い憧れの存在だった。アカデミーのセレクションに挑むたびに跳ね返され、対戦の機会を得るたびに死に物狂いでぶつかっていった。
高校、大学を経て、当時J3の藤枝からプロのキャリアを歩み始めた久保は、ルーキーイヤーから爆発する。10ゴールを決めてJ2昇格に貢献すると、2年目も勢いはとどまることを知らず、シーズン途中でグランパスに完全移籍。プロ入りからの2年間でJ3からJ1へと一気に駆け上がった。
何度も壁に直面しながら夢を夢で終わらせなかった少年、久保藤次郎の歩んできた道を振り返る。
(詳細は2024年1月号で)
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