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【小泉恵未コラム・ドバイ編】フォーエバーヤングの矢作師「旅立った父にいい報告が…」チームさらに結束、次の舞台へ

2024年3月31日 15時38分

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 今年のカタール、サウジアラビア、ドバイの中東3戦が私にもたらすものは大きかったです。自分の意思をはっきり伝えて交渉しないと物事は進みません。でも相談すれば一緒に考えてくれる真摯(しんし)さ。王様が通らなくても、急に使えなくなる導線。急に効力をなくすビブスや取材パスなどなど。私が調べた中東あるあるがたくさんできました。刺激にあふれ、生きていることの充実感を覚える2024年の幕開け、日本に戻ったら、カタール帰りの笹川翼騎手のように、1日5勝できるほどモチベーションが上がりそうです。

サウジダービーに続いてUAEダービーを制したフォーエバーヤング


 ドバイワールドカップデーは日本馬21頭が出走し、UAEダービーで坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤングが勝ちました。大外枠から外を回して直線で抜け出して制覇。父は2016年のドバイターフの勝ち馬リアルスティール、見事なドバイ父子制覇を見ることができました。
 矢作芳人調教師は会見で「私事ですが、今朝、私の師匠でもある父(矢作和人元大井調教師)が亡くなりました。彼のためにも勝っていい報告ができて良かったです」と語りました。この時間まで気丈に振る舞われていらっしゃったのかと、私たちも言葉に表せない気持ちになりました。レース前日の朝の調教で、JBC2歳優駿優勝記念のフォーエバーヤングの帽子をかぶった矢作師の夫人が「またすぐ新しい帽子作らなきゃ。勝つもの!」と強い自信を持ってお話しされていたので、ケンタッキーダービーにはきっと新しい帽子で、チーム矢作が登場してくれることでしょう。
 ドバイワールドカップは地元UAEのローレルリバーが勝利。「強い! 強過ぎない?」と日本人が口々に話す姿は、19年のドバイターフでアーモンドアイが圧勝した時の海外メディアの反応と似ていました。まだまだ日本人に好き勝手はさせない。そんな中東の意地を見た気がします。私も来年またこの地に必ず戻ってきて、日本馬のリベンジを見つめたいと思います。(フリーアナウンサー)

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