日本画の巨匠・川合玉堂の人柄が作品ににじむ 16日まで岐阜県美術館で展覧会
2024年6月8日 05時05分 (6月8日 11時53分更新)
岐阜市出身の日本画の巨匠、川合玉堂(1873~1957年)が郷里の画商、若山喜一郎(1887~1950年)とその息子らとやりとりした絵や書簡などの展覧会が、岐阜市宇佐の県美術館で開かれている。喜一郎の死を悼んで贈った仏画や孫の誕生を祝う手紙など55点が並び、親しい間柄がうかがえる。16日まで。 (川添智史)
川合が戦時中、武運長久の象徴とされたトラを描いた「千里往還」は、喜一郎の長男・朗(ほがら)さん(2018年に死去)が出征する際に贈った。トラは後ろから呼び止められたかのように振り返り、遠くを見つめている。美術館の鳥羽都子学芸員は「無事を願う一家の心情に寄り添った、親しい関係ゆえの作品」と話す。...
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