<作陶の履歴 美濃陶芸の実力者たち>(3)林恭助さん 調べて試す、追求続ける
2024年8月16日 05時05分 (8月16日 12時53分更新)
小学4年の時、担任の先生が校外学習で窯跡の発掘に連れて行ってくれて、陶器のかけらを初めて見ました。それ以来、日曜になると山へ行ってかけら集め。宝探しの感覚ですよね。だから、最初は考古学者になって、古い陶器の研究をしたかった。学者の道は難しくて、それなら「陶芸をやってみよう」と。20歳ぐらいのことです。
当時は「陶芸では食べていけない」というような空気もあり、自営業をしていた父には「とんでもない」と反対され、取っ組み合いにもなりました。土岐市の試験場で学んだのですが、木造の古い設備でしたが、デザイン、ろくろから窯場、分析室まで一通りそろっていた。勉強しようと思えば、どれだけでもできる環境だった。いま釉薬(ゆうやく)を自分で作りますが、それも試験場で一から学んでいた経験があってこそです。...
この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報