<人間国宝加藤孝造追悼展の裏側>若き日をひもとく新資料 手がけた絵画やアトリエの写真見つかる
2024年9月21日 05時05分 (9月21日 12時06分更新)
<前回までのあらすじ> 伝統的な美濃焼を追究した人間国宝の加藤孝造は、自身初の大規模な企画展開催決定後の2023年4月、死去した。追悼展となった企画展に向け、多治見市で燃料販売などを手掛ける「ヤマカグループ」社長の加藤智子(さとこ)(86)らコレクターも全面協力。ファンや関係者は「集大成の場に」と思いを一つにし始めた。
その絵には、こちらを見つめる1人の少女が描かれている。多治見市の西尾純子(74)が自宅の玄関に飾る絵画の少女は、小学生のころの自分。絵筆をとったのは加藤孝造だ。県陶磁器試験場(現県セラミックス研究所)に勤務していたころの作品で、これまで世に出たことはない。...
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