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指が映える透き通る白、生活に根差した形 新感覚の入選作、秘められた世界へ羽ばたく可能性

2024年11月2日 05時05分 (11月8日 10時19分更新)
 のどかな山あいにある土岐市下石(おろし)町は、とっくりの一大生産地として知られる。100余りの窯元が集まり、地区を流れる下石川にはとっくりを飾った「とっくり橋」が架かる。その町が暗転したのは、1970年代だった。

入賞した「佇」をデザインした伊藤さん=土岐市下石町の山淳製陶所で

 国税庁によると、日本酒の消費を示す課税数量は75年の177万キロリットルをピークに、減少に転じた。消費者の嗜好(しこう)が多様化し、日本酒は右肩下がり。いまではピーク時の3分の1となり、下石も盛時の活況を失って久しい。
 国際陶磁器フェスティバル美濃のメイン催事の公募展「国際陶磁器展美濃」で今回、下石町にある山淳製陶所のとっくりが陶磁器デザイン部門ファクトリー分野で入選した。家族4人...

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