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中日来季ヘッドコーチの嶋基宏さん「優勝して『嶋が来てよかったな』と思ってもらえるように」”常勝軍団”の礎、形成を誓った

2025年10月30日 23時22分

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津田(右)と言葉を交わす嶋さん


 来季から中日のヘッドコーチを務める嶋基宏さん(40)が30日、ナゴヤ球場に隣接する中日屋内練習場で就任会見を行った。岐阜県出身で幼少期からの竜党という”ドラゴンズ愛”の持ち主は「来季、ドラゴンズは創立90周年。優勝して『嶋が来てよかったな』と思ってもらえるように勉強して、成長して、力になりたい」と”常勝軍団”の形成を誓った。捕手としてセ・パ両リーグで日本一を経験した頭脳派が井上一樹監督(54)の2年目を支えていく。
 ずっと憧れていたドラゴンズブルーを身にまとった。今季限りでヤクルトを退団した嶋ヘッドコーチは竜からオファーを受けた際の率直な心境を明かした。
 「ユニホームを脱いで外から野球を勉強しようと思った時期もありましたが、すぐにドラゴンズさんから連絡をいただいた。そのスピード感と熱意でぜひお世話になりたいという気持ちになりました。正直言うと、(迷いは)あまりなかったです」
 岐阜県海津市出身で、「ナゴヤ球場、ナゴヤドーム(現バンテリンドームナゴヤ)には小中学生のころから通っていた。ドラゴンズの試合が毎日テレビでやっていて、食い入るように見ていました」。熱烈な竜党だった少年が首脳陣として生まれ育った東海の地に帰ってくる。「まさかという思い。父母は喜んでいるんじゃないかなと思います。しっかり気を引き締めていきたい」。すでに勝負師の目を見せた。
 24年からの2年間はヤクルトのヘッドコーチとして経験を積んだ。今季の井上政権はヘッドコーチ不在。重要なポジションで自らに課せられた役割は理解している。「井上監督の目指している野球を選手に伝えるのが僕の仕事。うまく間に入ってやっていきたい」。強いチームづくりもまずは「見る」ことから。「どういう選手、人間なのか、どういうハートをしているのか。見て話して、人間関係を築いていきたいです」とこれまで培ってきたことを注ぎ込む。

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