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山内逸三と藤井厚二の交流をたどる モザイクタイルミュージアムで特別展

2025年11月23日 05時05分 (11月25日 15時23分更新)
 タイルの生産量日本一を誇る多治見市で、タイルメーカーが集積する笠原町。そこで戦前、施釉(せゆう)磁器のモザイクタイルを開発して量産体制の基礎をつくった山内逸三(1908~92年)と、世界的な建築家の藤井厚二(1888~1938年)の親交を伝える特別展「山内逸三と藤井厚二 聴竹居で育まれたものたち」が、市モザイクタイルミュージアム(同町)で開かれている。資料が少ない中、関係者が探し出した2人の交流の足跡を今に伝える。 (吉本章紀)

藤井作の藤焼や、山内が手がけたと思われるタイルなどが並ぶ会場=多治見市笠原町で

29歳ごろの山内逸三=個人蔵

 山内は窯業学校を卒業後、10代で京都に赴き、4年ほど窯業や絵画などを学んで笠原町に帰郷。京都時代に知り合った藤井は、広島県出身で、東京帝大で建築を学び、大手建設会社「竹中工務店」の黎明(れいめい)期に設計部の礎を築いた。2017年に重要文化財に指定された自邸の平屋住宅「聴竹居」(京都府大山崎町)を設計したことでも知られる。...

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