顔かたちは日本人と変わらないけど…、一番の問題は言葉 急増した「デカセギ」日系人
2026年4月15日 12時00分 (4月17日 10時55分更新)
住宅や田畑が並ぶ愛知県西尾市の道路沿いに、控えめな電飾で彩られたブラジル料理店が立つ。「ブラザ・ステーキハウス」は週末になると、ブラジル人の家族やカップルたちでにぎわう。軽快なリズムの音楽が流れ、南米の家庭のような雰囲気が漂う店内。客らはポルトガル語で談笑しながら、肉厚のステーキや豆を煮込んだ「フェイジョン」を頰張る。
【連載】ホーミー
深刻な人手不足にあえぐ日本で、今や外国人労働者は欠かせない存在となった。ただ、言葉や習慣の違いから地域との摩擦が絶えず、社会の変貌を懸念する声は根強い。改正入管難民法が施行された1990年以降、「デカセギ」で来日し、地域の担い手になりつつある日系ブラジル人を中心に、軋轢(あつれき)を乗り越えながら共生を目指すホーミー(米国のスラングで仲間たちの意)の姿を描く。
▼初回の記事はこちら(全文無料公開)
「日本の習慣だもんで覚えてください」 多国籍の愛知県西尾市「県営緑町住宅」手探りの共生
愛知県の中央部を流れる矢作川下流、三河湾に面した西尾市の人口は約16万9千人。海と山の自然に恵まれ、全国有数の抹茶や養殖ウナギの産地として知られる。同時に、西尾市を含む西三河地域は、トヨタ系を中心とする自動車関連企業が集まる「ものづくり」の拠点でもある。
地域では大手部品メーカーのデンソーやアイシンが工場を構え、工場で働く外国人住民は年々増えている。...
この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報