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【エンタ目】市川笑三郎 歌舞伎は時代映すエンタメ

2026年4月16日 06時00分 (4月16日 15時44分更新)

「流白浪煌星」で次元大介を演じる筆者ⓒモンキー・パンチⓒ松竹

 私が歌舞伎俳優として初舞台を踏んだのは名古屋の中日ビル9階にあった中日劇場でした。あの時、大きな夢を抱いて岐阜県から単身で上京した16歳だった若者も来月の誕生日で56歳となります。
 40年前の名古屋には御園座、中日劇場、名鉄ホールの3劇場が主に商業演劇の興行をしておりました。それぞれの劇場に『色』があり、公演中にお互いの芝居を見に行ったり、終演後になじみのお店でいろんなジャンルの俳優や裏方さんたちが集ったり。芸談に花が咲き、友好を交わしておりましたが、現在では御園座だけになってしまいました。
 1986年は私の師匠三代目市川猿之助(後の二世猿翁)が「歌舞伎であって歌舞伎を超えたもの」を目指して...

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