頑張る自治会長の姿に感銘、満場一致で再任 一方で、外国人住民たちには新たな不安の種が…
2026年4月29日 05時10分 (4月29日 14時45分更新)
4月並みの陽気となった2月22日の朝。愛知県西尾市の「県営新渡場住宅」ではパーカやダウンジャケットなど動きやすい服装に身を包んだ多国籍の約50人が、清掃活動に励んでいた。団地を囲うフェンス沿いに生える雑草を刈り取り、排水溝にたまった落ち葉を拾う。30分ほどで集めたごみは、10袋超に上った。
【連載】ホーミー
深刻な人手不足にあえぐ日本で、今や外国人労働者は欠かせない存在となった。ただ、言葉や習慣の違いから地域との摩擦が絶えず、社会の変貌を懸念する声は根強い。改正入管難民法が施行された1990年以降、「デカセギ」で来日し、地域の担い手になりつつある日系ブラジル人を中心に、軋轢(あつれき)を乗り越えながら共生を目指すホーミー(米国のスラングで仲間たちの意)の姿を描く。
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「日本の習慣だもんで覚えてください」 多国籍の愛知県西尾市「県営緑町住宅」手探りの共生
同住宅ではこの日、月に1度の清掃活動と、2026年度の自治会役員を決める総会が行われた。
清掃活動が一段落した後、敷地内の集会場で開かれた総会で、22年から自治会長を務める日系ブラジル人3世のワタナベ・マテウス・ハジメ(42)は、こう切り出した。...
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