小川の力で命をつなぎたい 水力発電装置「ピコピカ」が照らす未来
2026年1月10日 13時28分 (6月1日 14時57分更新)
「川の水を見ると、お金が流れ続けていると思えるんです」。角野製作所で螺旋(らせん)式ピコ水力発電装置「ピコピカ」を担当する角野裕哉営業課長(36)はそんな例えをする。水の流れはエネルギーそのもの。ピコピカを使うことで「地域を豊かにできるエネルギーが身の回りに眠っていると知ってもらいたい」と力を込める。
連載「いつか千里を~ぎふの子馬たち」
優れた名馬とて、最初はみな子馬だった。伯楽に見いだされ、あるいは自ら研さんを積み、己の技と心を鍛え成長していく。今はまだほんの小さな歩みでも、いつか千里を-。岐阜を飛び出して日本そして世界を駆ける可能性を秘めた子馬たちを追う。
【この連載の初回】
飛騨高山から狙うのは世界の頂点 14歳、ブレイキン yu_shin を動かす「躍る本能」(この記事は無料公開です)
会社のある恵那市と中津川市の境には、日本初の発電用ダムとも言われる大井ダムが鎮座する。そんな歴史的背景や社会的な環境意識の高まり、「オリジナル商品をつくりたい」との思いから、2009年に開発を始めた。従来の小水力発電機は水路ごとに異なる「流量」と「落差」を計算し、最も効率よく水を使える形状を作り上げるオーダーメードが主流。必然的に時間とコストを要した。...
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