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「追い出されたらどうしよう…」ブラジル人コミュニティーに募る不安、 「JAPONESES PRIMEIRO」の文字

2026年6月10日 14時52分 (6月19日 14時53分更新)

【連載】ホーミー
 海外ルーツの住民が多く暮らす地域社会に迫る連載「ホーミー」は、愛知県内の集合住宅を舞台として4月に掲載した1~10回で、課題に直面し、ぶつかり合い、解決へ奔走する住民らの日常を描いた。第2部の11回からは、社会に広がりつつある「日本人第一」の空気と、その中で苦悩する人々の姿を取り上げる。 (この連載は西尾通信局・西山輝一、国際部・藤川大樹が担当します)
 
▼第2部の初回の記事はこちら(全文無料公開)
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「日本の習慣だもんで覚えてください」 多国籍の愛知県西尾市「県営緑町住宅」手探りの共生


 在日ブラジル人コミュニティーがある愛知県内の団地のスーパーで2025年末、店内に置かれたフリーペーパーにひときわ目を引く文字と写真があった。
 「JAPONESES PRIMEIRO」(日本人ファースト)
 1年間を振り返る特集に、笑顔で右手を上げる参政党の神谷宗幣代表が写っていた。7月の参院選で、党は排外主義的との批判を呼んだこの言葉を掲げて躍進した。
 選挙結果は、日本で暮らすブラジル出身者たちに衝撃を与えた。
 「いつまで日本におれるのかな」
 「家買っちゃった」
 「追い出されたらどうしよう」
 外国人が多く暮らす愛知県西尾市の市役所には最近、そうした不安の声が多く寄せられている。地域つながり課で外国人住民の相談に当たる非常勤職員、岩瀬恵(55)は「(外国人住民は)すごくびびっています。不安がって、気分を悪くしています」と明かす。岩瀬はブラジル・サンパウロ市出身の日系3世。東京生まれの父は、国際協力機構(JICA)関連の仕事をしていた。

地域つながり課の窓口。外国人相談窓口もある=3月、愛知県西尾市役所で

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