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【エンタ目】市川笑三郎 女形と立役、両師匠に感謝

2026年6月11日 11時29分 (6月11日 11時46分更新)
 

名古屋をどりに出演した筆者(左から2人目)と西川右近(左から3人目)=浮辺奈生子さん提供

 1603年、出雲の阿国が元祖となり庶民に親しまれたかぶき踊りは、風紀を乱すという理由から女性が歌舞伎をすることを幕府が禁じたため、(元服後の)成人男性ばかりでやらなくてはならなくなりました。女性の役も男性がつとめたことから派生したのが女形で、歌舞伎独特の役職です。もちろん現在はそのような法はありませんし、現に女性が歌舞伎の舞台に出演することもあります。しかし、名残として松竹大歌舞伎には男性しか在籍しておりません。
 女役を「女形」、男役を「立役」といい、女形のみを専門とする俳優は「真女形」、両方を演じる俳優は「兼ねる役者」と呼ばれております。
 私の師匠二世市川猿翁は主に立役をつとめる座頭でし...

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