小学校居場所にならず、ベネズエラ人女児が叫んだ「バカヤロー」 孤立防ぐために必要な包括的な取り組み
2026年7月22日 12時00分 (7月22日 12時00分更新)
【連載】ホーミー
海外ルーツの住民が多く暮らす地域社会に迫る連載「ホーミー」は6月に掲載した11~22回で、新たに流入した外国人と地元住民との摩擦を描いた。23回目からは、日本語が不自由な外国人の子供の教育支援を軸に「共生」を目指す取り組みを取り上げる。 (この連載は、国際部・藤川大樹、生活部・中根真依、西尾通信局・西山輝一が担当します)
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日本語の壁にぶつかり、なじめない 学校教育からこぼれ落ちた日系人の少年たち
学校に通っていない外国人の子供たちに日本語を教えるようになった伊東浄江(きよえ)(69)らは1998年、民間財団の助成金を得て「短期集中日本語講習」をスタートさせた。最初は愛知県豊田市の国際交流協会で開講したが、「保見団地」の児童が多かったことから、団地近くの保見交流館で開くようになった。
保見団地では当時、少年たちの非行が問題となっていた。「トルシーダ」理事の八巻理絵(49)によると、一部はマリフアナやシンナーに溺れ、ガソリンやミニバイクの窃盗に手を染めていた。ブラジル人コミュニティーでも「フリョウ(不良)」という日本語が頻繁に聞かれていたという。
こうした状況を受け、豊田市も対策に乗り出す。...
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