夏を制するための勉強の進め方「5カ条」とは?〈中村希の合格コンシェルジュ〉
2026年7月23日 15時00分 (7月23日 15時00分更新)
夏を制する者が受験を制す。受験の世界には、こんな格言があります。1学期中に足りなかった勉強量、立てていなかった受験の戦略も、一気に整えられる大切な時期です。
ここでは、私が経営する塾で生徒に伝えている「合格に近づく夏休みの勉強の進め方」を具体的にお伝えします。
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まずやってほしいことは絶対に合格すると決意し、目標を定めること。「A高校に入学する」。目標は紙に書き、毎朝見る場所に張ってください。その上で、目標を数字に落としていきます。自分はどの科目で何点を取らなくてはいけないのか。志望校合格に必要な点数を逆算していくと、日々の勉強でやるべきことが見えてきます。
それらをリストアップして優先順位をつけ、カレンダーに、いつ何に取り組むのかを具体的に書き込んでいきます。当日の朝には、その日に行うべき勉強内容だけをA5用紙に書き出し、取り組む順番や、おおよその所要時間を記入してから勉強を始めましょう。取り組むべきことを明確にするほど、迷わず動くことができるので、おすすめしています。
集中力を保つには、時間の区切り方が重要です。生徒に伝えているのは、タイマーで時間を計り、集中と休憩を繰り返す方法です。うちでは20分集中、5分休憩としています。短く区切ることで、集中力が持続しやすくなります。人それぞれ集中できる時間は違います。ポイントは「次も取り組みたくなる絶妙な時間」。それが15分でも構いません。自分に合う時間で続けてください。
勉強後の時間も大切、「自分自身を褒めよう」
そして勉強後にぜひ取り組んでほしいのは、自分のことを毎日褒めてあげること。私も東京大を目指していた受験生時代にやっていました。日本一の勉強コーチになり切ったつもりで、「最高だった」「今日もよく頑張った」と日記などに書いてみてください。予定した内容がやり切れた日も、そうでなかった日にも行ってほしい。事前に立てた計画は狂ってしまうものです。修正し続ければ問題ありません。
夏は、自分自身を仕込み直せる時期です。決意し、計画し、修正し続ける。戦略的にいきましょう。きっと、あなたならできる。
- なかむら・のぞみ
- 学習塾経営

1989年、長野県諏訪市出身。東京大卒。民間企業を経て、第1子出産後に学習塾を開業。今年7月、難関大受験対策のオンライン塾「マイウェイスクール」も開校。著書に「田舎の公立小中高から東大に入った私の勉強法」(平凡社新書)。
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