古代の甲冑一式を確認 鈴鹿市の「富士山1号墳」で出土、新たに鉄製の甲が見つかる
2026年10月1日 05時05分 (10月1日 16時57分更新)
鈴鹿市国分町で市が進める古墳時代の前方後円墳「富士山(ふじやま)1号墳」の学術調査で、新たに鉄製の甲(よろい)が見つかった。昨年度の調査で出土した冑(かぶと)の土塊に、甲の一部が含まれていたことがその後の調査で分かった。甲と冑がそろった甲冑(かっちゅう)一式の出土は珍しいという。(西川優)
市文化財課によると、確認された甲は、胴体を覆う短甲(たんこう)と、その付属具に当たる肩甲(かたよろい)、頸甲(あかべよろい)で構成される。短甲は鉄板をつなぎ合わせて胴体を防御する武具の一つで、今回確認されたのは「横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)」という種類と分かった。肩甲は肩から上腕までを、頸甲は首回りとその前後を覆う役割がある。...
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